桜の時期に思う事、感じる事
33歳、夢なし、趣味なし、希望なし。
3月後半。
僕は名古屋在住なのでまだ咲いているとは言い難いが、東京では咲いているというではないか。
この時期になると毎年楽しみな事がある。
そう、桜。
普段花を見ても特に何も感じないのに、なぜ桜に敏感になるのか。
これは僕個人の好みだが、壮大な、効果音でいうと
「バーーーーーーーーーーーーーーー」
ってのが好きなのではないかと思う。
桜の名所に行けば辺り一面が桜になるではないか。
バーーーーーーーーーーーーーってやつ。
あれは綺麗だ。
あの壮大な花、花、花に魅了されるのだと思う。
ん?ふと思ったが、例外もある。もちろん名所で桜満開が最高だが、道路の脇や学校の端にポツンと咲いている桜もついつい立ち止まって見てしまう節がある。
なぜか。
自分の事ながら予想になってしまうが、小さい頃からの刷り込みではないかと思う。
春、桜の時期といえば卒業でおめでとう。
春、桜の時期といえば入学でおめでとう。
小さい頃から「おめでとう」の時期なのである。
更に、寒い冬から暑い夏に入る前の季節で、過ごしやすいというのが加味され、気分が良くなるのではないかと思う。
そんな桜の下、桜を見ながらのお酒は格別。
至福の一時である。
そんな桜だが、数年前一緒に見に行ったら途中でイライラしだした友人がいた。
あれは、桜にイライラしたというより花見をしてワイワイしている雰囲気にイライラしたのだろうか。
そういえば理由を聞いてない。
夜、ライトアップした桜は綺麗だったのだが・・・
なかなか珍しい事なので面白いと感じた記憶があるが、今度なぜイライラしたのか聞いてみようと今思った。
前述にも記述した通り、毎年楽しみなのでここ数日は咲いていないか見に行ったりしているが、残念ながら名古屋はまだ。
桜よ、僕は待ってるぞ。
いや、僕だけでなく、多くの人が待ちわびているぞ。
桜満開になったはいいが、どうか雨ですぐ散ってしまわないように。
ベタではあるがそんな儚い桜もまた趣があるのだが。
さあ桜だ!
さあ花見だ!
と、意気込んでいるが1人でしんみり桜見るのが目に見えている。
冒頭にあるが33歳、夢なし、趣味なし、希望なし。ついでに独身。
それも悪くない。
そういえば僕個人はそういった心の変化はないが、桜の時期になると桜ソングは聴きたくなるものだろうか。
一体そんな人はどのくらいいるのだろうか。
自分に「聴きたい」という感覚がないのもあり、どのくらい聴きたくなる人がいるのか予想できない。。