新生活の時期、街の雰囲気
34歳、夢なし、趣味なし、希望なし。
4月。
進級、進学、入学、就職。
多くの人が新しい生活の扉を開く時期である。
そう言えば妹の子供も新1年生として小学校に入学するって言っていたなあ。
そんな街の朝の雰囲気と言えばこの季節ならではの顔ぶれではないか。
駅前の交差点は高校を卒業したばかりの新大学生、新専門学生が青、赤、金、様々な髪の色をして信号を待っている。そんな人混みの中に、まだスーツに着られている初々しい新社会人が、やや不安を抱えながら同期と言葉を交わしている。
そして街中、駅前から少しはずれるとお父さん、お母さんと一緒に入学式に向かう小学生、中学生。
そんな人々を見るとやはり当時の自分を思い出してしまう。
これも人によると思うが、僕に関してはこういった新しい生活の前はワクワクしていたものだ。進級するとクラス替えがある。
「誰と同じクラスだろう」
このネタ一つでドキドキワクワクしたものだ。
高校へ入学する時。
「どんな人達がいるだろう」
「どんな生活スタイルになるかな」
「高校ってどんなイベントがあるだろう」
やはり自分の知らない世界は面白い。
自分の知らない世界は面白いのならば、もちろん知らない地に行く事は面白いはずだ。特に海外は面白い。
ん!?
同じ面白いでも知らない地に「遊びに行く」のは非日常を感じられる事が面白いことかなと思うので少し意味合いが違ってくるのかもしれない。
話は戻る。
ただ、大学進学の時は面白くなかったな覚えがある。
おそらく高校時代が楽しすぎて、燃え尽き症候群みたいなのになっていたのかもしれない。というのは見栄を張りすぎなカッコつけた言い方だが、全然ワクワクしてなかった思い出が強く残っている。
ちなみに僕は環境の変化にワクワクするくせに、いざ変わると対応能力がなくて、最初は楽しめずに苦労するアホな人間でもある。
今朝の街の雰囲気、天気が良かったのもあると思うが、僕の目には新たな世界に心躍らせるなんとも羨ましい世界に見えた。
羨ましいと同時になぜか僕がワクワクしてしまったのだが。
そんな今の僕はと言えば・・・
昨日、一昨日、いや、1ヶ月前と変わらない、同じ生活をまた繰り返すだけだが。
そこで、単純な僕はそんな生き生きとした街並みに感化され、何か新しい事を始めたいと思ってしまった。
なんて単純なんだ。
しかし、無理して何か始めるといい結果にならないと思うのでとりあえず、とりあえず最近始めたこのブログを大切にしていきたいと思う。
とりあえず。
少しづつ、少しづつ進む事で何かに繋がるはず、繋げるはずだと思い、アクションを起こすしかないと思う。
単純な僕には先日のイチロー選手の引退会見は心に響いているようだ。
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