norinori53’s diary

日々感じる53(ゴミ)な事

ドラマ「わたし、定時で帰ります。」第5話を観て

34歳、夢なし、趣味なし、希望なし。

今日は最近Yahooニュースのトピックス等で度々見かけるドラマ「わたし、定時で帰ります。」の第5話を見ての考察をすごいザックリと。

今回第5話のテーマは「セクハラ・パワハラ」だった。

そんな中に、最近というか昨日書かせていただいた飲みニケーションについても盛り込まれていた。

 

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主人公の結衣(吉高由里子さん)と同じチームで働く期間限定の派遣社員の桜宮(清水くるみさん)が仕事を円滑にするために取引先相手に愛想よく振る舞い、自分の時間を削って付き合い飲みに参加し、セクハラにも我慢するという展開。

そのセクハラもドンドンエスカレートし、桜宮も精神的に限界がくる。

それを見かねた結衣が取引先に乗り込んで物申す。

その結衣の乗り込み、反撃も体育会系のノリで意気消沈させられる。

そんなピンチの時、上司である種田(向井理さん)が上に根回しを行った後現れ、その場を解決。

ここでものすごいミーハーな感想になるが、ピンチの場面を救った種田は最高にカッコよかった。

向井理さんが役だっただけにカッコよさがブーストした。

見ていてスッとさせられた最後の数分間だった。

そしてここでまた共感させられたのが、僕の嫌いな日本の風習、

「お客様は神様だ」

の見え方である。

高度経済成長期、バブルを経て2019年となった現在でも古い業態の業界にはよくある話だ。

私ごとにはなるが、建築業界にかじる、いや、なめるぐらいの期間在籍していた僕はいまだに友人からそういった体育会系の話をしばしば耳にする。

この第5話の映され方はその考えが現代では「悪」と捉えられるという事。

ちょっと連ドラで放送されたからといってなくなるわけではないが、個人的にはとても共感をもてたし、少しは社会的に変わってくれたらなと思い、嬉しかった。

お客様は神様だ、お金を出す側が立場が上だというのはやはり気になる。

お金は払うけども何かを買わせてもらう側、サービスを受ける側は「提供していただく」という形になるため、どちら側が上で無理強いをしていいというわけではないと思うからだ。

提供する側と提供される側でイーブンでいいじゃないか。

と、何ら日本社会に貢献していない僕のような人間がいくら言っても説得力がないのが悲しいがこれが現実なのである。

最近よく思うが、少し真面目っぽい事を書いてヒートアップするのはいが、この文章の拙さと自分の口だけ加減を客観的に見てしまい、冷静になってしまう。

何にせよ、何にせよ。

日本特有のいい部分ももちろんたくさんあると思うが、改善した方が良い部分もたくさんありると思う。そんな改善点をわかりやすくクローズアップしてくれているこのドラマに携わっている皆様に感謝したい。

人の心を動かせる人って本当にすごい。