norinori53’s diary

日々感じる53(ゴミ)な事

クラブに行ってズタボロになる

34歳、夢なし、趣味なし、希望なし。

 

昨日友達と2人で今年初のビアガーデンに行った。

2軒目に大衆居酒屋、3軒目にバー。

時間もテッペンを回り、どうしようかとなっていた頃。

扉がなく、オープンになっていた焼き鳥屋に入る事に。

やや派手なねーちゃん2人と金髪イケメンのにーちゃんが僕らの横で飲んでいた。

初対面のようだった。

僕の友達が目配せをしてねーちゃん2人とコミュニケーションを取る事に成功。

隣の金髪イケメンにーちゃんも僕らに声を掛けてくれ、話す事に。

やや盛り上がり始めた頃、メンズパブで働いているであろうにーちゃん2人組が店に入ってきた。ねーちゃん2人組と顔見知りなようだ。

僕らが入る好きがなくなり、金髪イケメン君が僕らをクラブに誘ってくれた。

 

 

 

それから移動し、いざクラブへ。

もちろんクラブの種類はチャラい系。

このそこから金髪イケメン君は本領発揮。

メチャクチャ。

呼吸をするようにナンパをし、前2人を歩いていた女性2人をクラブへ誘う事に成功。

この金髪イケメン君、またノリが良くて面白い。

服装も今風緩めのイケてるタイプのファッション。そりゃカッコよくてノリが良けりゃ怖いもの知らずでバリバリ声を掛けれるはずだ。

 

 

 

僕も6時半から飲んでいたので酔いも回り、気分は良かった。

どこか開放的になっていた気がする。

クラブ会場に到着。

日曜日で時間も時間、あまり空いているクラブも少なく、並ぶことになり、少し待った。

いよいよ入場。

 

 

 

忘れていた。

僕はこのチャラい系のクラブが苦手だった。

やってしまった事に遅らせながら気付いてしまったのだ。

ノリがわからない。

最近の洋楽POPSをユーロビート調にアレンジした音楽が場内で流れている。

うるさい場所が苦手、声をはるのが嫌いな僕にはクラブ空間の良さが全くわからない。

そこでも金髪イケメン君は遺憾無く力を発揮していた。

空いている女の子がいるやいなやこれまた呼吸をするかのように声をかける。

僕らは後ろでモゾモゾしていてさぞ気持ち悪かっただろう。

完全にその空間で浮いていた。

そう、場違いだったのだ。

女の子5、6人の割と大人しそうなグループに金髪イケメン君は声をかけ、絶妙なタイミングでテキーラを人数分注文、一気飲みが行われる。

イケてるヤツはタイミングまで良いのかと思わされたワンシーンだった。

その後僕も無駄にテキーラを注文。

できの悪い僕は店員に上手に伝えられず、なかなかドリンクがこない。

このテンポの悪さが若干場をシラけさせた事は間違いないだろう。

調子に乗ってグイグイ飲んだ僕は気がつくと周囲を見渡しても友達も金髪イケメン君もいなくなていたので逃げるように帰宅。

酔っ払い、ボロボロになりながらウチまで歩く34歳は見るも無残だったに違いない。

 

 

帰宅後、追い討ちをかけるように悲惨な事になっている事に気づいた。

気前良く金をつかったおかげで財布の中身がスカスカになっていた。

惨めな敗者の上に金までガッツリ減っているなんて目も当てられない。

 

 

更に、地獄は翌日も続いていた。

そう、二日酔い。

約9時間酒を浴びて3時半に帰宅し、翌日8時に起きる。

我ながらよく起きたものだ。

仕事のパフォーマンスは驚くほど悪かったし、体はベタベタして気持ち悪いし一日中気持ち悪かった。

昨日は何だったんだろう・・・

チャラい系のクラブでの楽しみ方、上手に振る舞い方があれば教えて欲しいと思わされたが、同時にもう行かないだろうとも思った二日酔いの一日だった。