有吉弘之「楽しむ才能がないだけ」
34歳、夢なし、趣味なし、希望なし。
前置きするが、このような偉大な方の話を書かせていただく時は少し度胸がいる。
僕のようなカスが偉そうに語るのはおこがましいからだ。
どうかお許しいただきたい。
今日は少し遅れた話題。
そして少しベタな話題。
有吉の一言がネットで反響を呼んだというじゃないか。
有吉弘之。
僕の好きなお笑い芸人の1人。
今やお笑い芸人という印象がない方も多いのではないか。
猿岩石で一躍有名になり、間も無く世の中から姿を消す。
そこから数年。
ちょくちょくテレビ番組に出演するようになり、毒舌キャラでブレイク。
毒を吐くのに嫌われない。
むしろ毒を吐くのに好かれる。
何じゃそりゃ。
毒を吐いた後の笑顔、独特の間、そして絶妙なイジリ具合がそうさせていたのだろう。
それからいつの間にか司会業、自分の名前の入った番組を持つようになり、1度消えていたのが嘘のように様々な番組に引っ張りだこになっている。
1度世の中から消えたのにまた現れる。
自力がないとできない事だ。
僕みたいな凡人からするとそういった自力で復活する方々は眩しすぎて拝むしかない。
ホリエモン、与沢翼、ヒカル(You Tuber)、ヒロミ・・・
一度消えたのに復活する人物はIT業界に多い気がするが、やはり業界の体質でもあるのか。
話は元に戻り、番組中の一言でネットを騒然とさせるとは本当にすごい。
最強タッグ、マツコとの番組中の
「楽しむ才能がないだけ」
この一言で騒がしくなる。
もちろん有吉が発言するからこそ説得力のある言葉で、シンプルだが世間の人々の心を動かしたのだろう。
確かに出そうで出ない一言な気もする。
僕もこのコメントを見て、楽しむ才能がある人が何か結果を残せるのではないかと思った。
・何かにトライする→楽しくない→やりたくない→積み重ねる事ができない→結果が出ない
・何かにトライする→楽しい→やりたい→積み重ねる事ができる→結果が出る
当然の事を書かせていただいたが、誰でも楽しくない事はしたくない。
中にはイヤイヤ続けて結果を残す人もいるが、やはりイヤな中でも楽しみを見つけて継続できる人は結果を残すのではないか。
何かの能力に秀でて結果を残す人はその才能があるのだろうが、それこそ「楽しむ才能がある」という事だろう。
「楽しもう」と無理矢理奮い立たせるのもなくはないと思うが、心の心底から「楽しい」と思える人間が結果を残していけるのではないか。
何かを楽しむなんてトレーニングでなかなかできるようになることではない。
それこそ「才能」という言葉がふさわしいじゃないか。
当たり前だが、第一線で走り続けている方々は本当にすごいと思う。
それでも一度地獄を見て、このまま人生どうしよう、それこそ仕事が来なさすぎてち◯こを切ろうかと思った事がある有吉だからこそ、一般人に突き刺さるコメントができるのではないか。
一度地獄を見た人間は本当にすごいんだなと改めて感じさせられた。
いや、もちろんそれだけではないだろうが。
ここでまたドラゴンボールの話になるが、
勝手にこの話とリンクさせてしまう僕はただの鳥山明信者なのかもしれない。
そして、死にかけてそのまま人生詰んでしまう人もたくさんいらっしゃるだろう。
かくゆう僕もそっち側の人間だ。
しかしここでまた思ってしまった。
ドラゴンボールは人生のバイブルだ。
あれ・・・タイトル書いた時に言いたい事と最後が変わってしまっている。
そして凡人、いや凡人以下の僕が有吉さんのような偉人に対して偉そうなコメントをしてしまった。
冒頭にも似たような事を書いたが、自分で自分を責めてやりたい。