地獄の二日酔い時の心境
34歳、夢なし、趣味なし、希望なし。
またやってしまった。
絶賛二日酔い中。
相変わらず頭が悪い。
今キーボードを打つのもいっぱいいっぱいだ。
昨日、職場の先輩宅にお邪魔した。
スタートは20時過ぎ。
週末、解放されたというのもあり、めいいっぱい飲んだ。
ホワイトギョウザをいただいて(今はカリットギョウザになっているらしい)、ビールを飲んで飲んで飲んだ。
このカリットギョウザ、ボリューミーだがあっさりしていて箸がすすむ。
ギョウザ特有のニンニクの香りもしない。
その他、チャンプルーと春雨もいただき、幸せな夕食時間だった。
飲み過ぎで途中から何を話したか記憶が定かではないが、僕のダメな部分、おそらく余計な事を言ってしまった気がする。
3、4時間、2人でまーまーの量を飲んだ。
「いや、こんなもんじゃない、俺はもっと飲むぞ。」
という方もいらっしゃるとは思うが、僕のキャパを考えるとまあ飲んだ方だ。
飲み終わりのシンクの状態。
この時点で限界を超えている。
もうフラフラでここから帰り道の記憶もほぼない。
何を血迷ったか、この泥酔状態から1人で店に入り、お酒を飲む。
サイヤ人と違い、限界を超えても強くはならず、ヘタってグチャグチャになる辺りが情けない。
限界を超えているにも関わらず、なぜ真っ直ぐ帰って寝ないのか。
答えはシンプル。
皆さんご察しの通り、
「アルコール」
という化合物に完全に毒されているからだ。
そして馴染みの店に入店。
帰りの道中でテッペンを回っても営業している数少ない店。
金曜日という事もあり、遅い時間ながらお店は忙しそうだった。
店長が友達で1人でも入店しやすい店でもある。
「THE居酒屋」なので日本酒がメインなのだ。
今更ながら冷静になって考えてみると危ない。
この限界ギリギリの状態から日本酒を投与するというのはほぼ自殺行為ではないのか。
もちろんそんな事を考える余地もなく、日本酒を注文。
否応無しで一升瓶から二号瓶に注がれていく。
トクトクトク・・・。
やはり振り返ると恐ろしい。
店長に絡み、お酒を飲んでいると、その店長の小、中学時代の同級生が来店。
女性だが、テッペン回って空いている店もなく、フラッと来たらしい。
その辺りから徐々に記憶が飛び飛びになり、程なくしてスパッと飛んでいる。
記憶を飛ばした事のない方には理解不能だと思うが、本当に全く記憶がない。
かくゆう僕も記憶を飛ばした事がない時は、お酒を飲んで記憶がなくなるなんてにわかに信じがたかった。
そんな訳ない。
それがそんな訳あるのだ。
今日その店長に連絡をしたが、絡みまくってウザく、本当に酷かったらしい。
やってしまった。
何をしたのかわからない分、怖い。
そして、毎度のことながら二日酔いになった翌日に凹む。
二日酔い時に凹んで弱気になるのは、おそらく風邪をひいたときの状態に近いのではないかと思う。
体が痛み、ダルイとそりゃ弱気になる。
それをブーストさせるのが飲んでいる最中に何をしたか覚えていない事。
このダブルパンチは相当に痛い。
それをわかっていて何度も繰り返す。
アルコール中毒ではないが何かの病気ではないか。
病名をつけると病気と診断され、病気が増え続けるこの世の中。
一言で「二日酔い」ではなく、そのうち何かの病名がつくのではないかと思った地獄の二日酔い最中の心境だった。