目標を遂行するための簡単な方法
34歳、夢なし、趣味なし、希望なし。
禁煙、禁酒、ダイエット、資格取得、定期的なトレーニング・・・。
皆さん生活していて自分にとってのルール、目標を定義した事はないだろうか?
思いたって
「よし、明日からダイエットするぞ」
「今日から禁酒だ」
と決めてみるものの、なかなかその目標が遂行されず三日坊主になってしまう経験がある人も多いはず。
今日はそのルール、目標を遂行する方法をご紹介させていただく。
まず、令和元年とてつもなくアナログな方法だが、
「紙に書いて自分の部屋の目につくとこに貼る」
これが一番重要。
なんだその古臭い方法は。
そんなん方法目標遂行できるのか。
そう思った人がたくさんいるはず。
しかしこれがバカにならない。
実際に僕はこの方法で曜日限定の禁酒に成功した。
紙に書いて貼ることにより、
「自分で定めた目標だ」
と、視覚的に脳内に入れることができる。
「ちょっと飲もうかな」
というのが頭にチラついても、ハッキリ書かれていることにより、罪悪感とかそういった感情が入り、セーブがかかる。
次に
「ギリギリ遂行可能な目標にする」
人によって線引きが難しいのだが、当然の事ながら必要な設定。
例えば今僕が
「完全に禁酒する」
とか、
「毎日腹筋300回する」
とかを目標に設定してしまうとかなり無理がある。
「飲み会は参加しないのか?」
とか、
「飲んだ後でも腹筋300回するのか?」
といった事になる。
不可能な目標を無理に設定してもすぐに崩れてしまう。
1回崩れるとその後は
「ま、いっか」
といった風にダラダラいき、目標なんてなかった事になり、おそらく貼ってある意味がなくなるだろう。
そして目標が貼ってある紙をはがすといった流れになってしまう。
例えばこの場合、
「誘われなければ平日は禁酒」
とか、
「飲みに行かない限り毎日腹筋100m回」
とかにすると現実的ではないだろうか。
目標を達成する事により、継続する事により
「せっかくここまで続けたしな」
という気持ちになってくる。
こうなったら勝ちだ。
誰にかって?
そりゃもちろん自分に。
最初は簡単な目標からクリアしていき、少しづつ書き換えて目標の難易度を上げていくのも良いかもしれない。
今年の春、イチロー選手がおっしゃていた、「自分の限界をちょっと超えてみる・・・」といったコメントがその通りである。
こんな偉人の引退会見記事なんて読まれてしまうと、僕のようなゴミ人間がここに書く内容が本当にゴミになってしまうが・・・。
そしてもう1つ、
「出来るだけ具体的に目標設定する」
2番目の内容とかぶるが、
人間自分の都合のいいように解釈する生き物で、あまりに抽象的すぎると
「この内容ならルールを破る事にならない」
とかいった解釈をし、目標を立てた意味がなくなる。
例えば
「週に3日、合計6時間勉強する」
と目標を立てる。
この目標だと、内容はどうあれとりあえず机に着いて勉強した風にしていれば目標達成になる。
それでは何も結果かとして実らないではないか。
例えばこの場合、
「〇〇問題集の◯ページまで勉強し、中間テストで〇〇点以上とる」
とするのが良いだろう。
恥ずかしながら僕は昨年、最初に例を上げた内容で目標を立てていた。
結果何も実らなかった。
さらに現代病の1つ、
「意識高い病」
という病気にかかっており、その勉強をしてその先具体的に何をしたいのか決まっていなかったのだ。
自分に何もない事を受け入れられず、
「何か人々のために大きな事をしてやるぞ!」
といった訳のわからない思考に陥っていた。
抽象的な目標のために抽象的な目標を立てる。
今思うと恐ろしく中身がスカスカだ。
まあそれはさておき。
これまでの内容をまとめさせていただく。
・紙に書いて自分の部屋の目につくとこに貼る
・ギリギリ遂行可能な目標にする
・出来るだけ具体的に目標設定する
何か自分ルールを掲げたい方はこの3点を軸にしていただくと良いかと思う。
先述させていただいたように、僕のようなクズ人間でもこの方法で達成できた事があるのだからそれなりに効力はあるはず。
本当に騙す事になるかもしれないが、騙されたと思って試していただきたい。