101回目!夏の甲子園開幕!
34歳、夢なし、趣味なし、希望なし。
季節は夏。
8月6日は皆様ご存知原爆の日。
それと同時に毎年甲子園の始まりを感じてしまう。
小さい頃開会式で高校球児が黙祷をしていた姿をテレビでみていた頃を思い出す。
それと同時にあだち充氏の漫画を再度読みたくなる。
しかも、このタイミングであだち充氏作のMIX最新刊、15巻が発売され、書店に並び始めるというのがまたニクいではないか。
僕の場合は高校時代にあだち充氏の漫画のような恋愛や野球をしたかったという、夢見る病気野郎ではあるが。
去年は吉田輝星君擁する金足農業とスター軍団の大阪桐蔭、愛媛代表の済美のサヨナラ満塁ホームラン等々たくさんのドラマが生まれた。
一年経過した今でも酔っ払った時は1人で家で見て浸ることがある。
そう、熱闘甲子園の素晴らしい編集を。
僕も甲子園のマウンドで侍ポーズをやってみたかった。
炎天下の中連投する事に賛否両論を受けているが、個人的にはマウンドに立ち続けるエースはやはりカッコイイ。
・・・と、野球好きを公言しているが、当の本人は中学野球までしかしていない中途半端野郎なのだから格好かつかない。
高校時代はアルバイトをし、フラフラしていた人間である。
そんな僕に一心不乱に野球を打ち込み、かわいいマネージャーとの恋なんて夢のまた夢である。
わかってはいるのだがやはり夢見てしまう。
マウンドに立つエース、ホームランを打つスラッガーはやはりカッコイイ。
そんな高校球児を見て毎年思う事がある。
毎年思い、年々痛感レベルが上がっていく。
そう、年齢。
高校1年生なんて16歳、2年生でも17歳。
オイオイ。
34歳の僕と比べて半分ぐらいしか生きていないじゃないか。
一生懸命野球をする高校球児を見て、
「すごいな」
とか
「頑張れ」
とか思う反面、自分のしょうもなさに虚しさを感じてしまう。
いや、頑張れって。
オマエが頑張れよ。
まさしくその通り。
年だけくった34歳。
世に何も残しておらず、毎日をただただ消化するだけ。
なんとも情けない。
この年齢に対する考えは以前にも書かせていただいたので、我がことながら思いが強いのかと思う。
冷静に考えると僕のような人間と比較してしまう事自体が申し訳ないのだが。
そして報道ステーションで竹内由恵アナが高校球児にインタビュー。
テレビを見ながら
「かわいいな〜」
「俺もインタビュー受けてみてえ!」
と見ている僕のような人間。
開き直るわけではないが本当にかわいいのだから仕方ない。
そんなしょうもないヤツがいるかと思えば、今日インタビューを受けていた高校球児はハキハキしっかりと受け答えしていた。
そりゃ編集もしているだろうが、仮に僕がインタビューを受けても勝手にドキドキして空気の読めないコメントしかできないだろう。
更に滑舌が悪く、モゴモゴ話す全く使えないというのが目に見えている。
何がインタビュー受けたいだ。
なんとも情けない。
と、まあ僕のクズ話はこの辺りにしておき、今日は夏の甲子園開幕初日。
第1試合の初回に満塁ホームランが飛び出したらしいではないか。
令和甲子園、101回大会の初ホームラン。
しかも満塁ホームラン。
気持ち良かったろうな。
第2試合では10年チョイ前にがばい旋風で優勝した佐賀北が登場、監督は優勝当時のエース。
今大会は初戦で敗退したようだが選手としても監督としても甲子園に来れて嬉しかったに違いない。
当時を思い出し、確実に浸ったに違いない。
羨ましい限りだ。
第3試合は延長戦にまでもつれ込んだ接戦だったようだ。
今年の夏の甲子園はどんなドラマが待っているだろうか。
やはり何かに打ち込む男はカッコイイ。
大変おこがましいが、人の心を動かす高校球児を尊敬の目でしか見れない34歳のオッさんがここにいるようだ。