norinori53’s diary

日々感じる53(ゴミ)な事

お家で寿司屋ごっこ1〜握って食べてみた編〜

34歳、夢なし、趣味なし、希望なし。

 

 

前回は寿司を握る前の「市場で仕入れ編」を投稿させていただいた。

そのブログでも予告させていただいたが、予告通り本日は握って食べてみた事を投稿させていただく。

 

 

朝の仕入れも終わり、友人とは一度解散。

昼前に僕の自宅に集合。

集合前にネタを仕込んでおいた。

寿司屋感を出すためにとりあえずウチにあるものでそれっぽい演出を施してみた。

年齢レベルで言うと小学3年生ぐらいだろうか。

まずはお品書きの用意。

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みそ汁が500円になっているが、スーパーで買った即席みそ汁、3袋で120円程度のもの。

ここで無駄に値段を高く設定してボケたのはいいが、他のネタは割と普通の金額設定。

我ながら中途半端にボケてしまった感は否めない。

それから食事をする場所作り。

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写真上上側で僕が握り、下側で友人が食べる。

皿がこれしかなかった。

周りと比較しても確実に浮いている。

雰囲気が台無しだ。

話が前後するが、写真中心部に位置する黄色い液体が入ったお椀の中身は酢飯用の酢。

ネットで検索して作ってみた。

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酢、砂糖、塩を混ぜた。

分量は残念ながらハッキリ覚えていない。

確か米は1.5合。

酢30〜40ml

砂糖15〜20g

塩5g〜7g

これぐらいだろうか。

次回行う時はしっかり記録してこのブログに掲載させていただきたい。

ちなみにシャリはこのような雰囲気。

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もちろん桶なんてものがあるわけもなく、ボウルに米がぶち込まれている。

この米をやや冷まし、先ほど作った酢を上から満遍なくかける。

酢飯を作るのは久しぶりだったので全てかけず、少し残して味見。

酢が浸透するようにかけた後に少しの間置く。

ちなみに写真真ん中の赤茶のお椀は手水。

手を冷やし、手水(酢の入った水)を付けないと手にシャリがまとわりついて握るどころではなくなるためだ。

 

 

 

 

それからネタ切り。

市場で購入したマグロに加え、スーパーでサーモンを調達してきた。

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市場で仕入れたマグロと比べると、スーパーで購入したサーモンはどこか寂しい。

写真左側のマグロのブロックを寿司ネタにするため切る。

このネタが残り物と言う事もあると思うが、やはり素人。

どの繊維方向に切ればいいかよくわかってないし、切るネタのサイズもバラバラだ。

次の写真は切った後の風景。

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くどいようだがお客さん用の皿が雰囲気を壊している。

 

 

 

準備は整った。

さあ握りの開始。

カチカチにならないようにややフワッと握ったつもりだったが、予想以上にシャリが固まらず箸で持つと崩れかける。

そういえば高校生のバイト時代は食中毒が流行し、手袋を装着して握っていた。

ただの言い訳にしか聞こえないと思うが、素手握りと言うこともあり、力の入れ加減がわからない。

それでも握っていくと少しづつ感覚は取り戻していき、まあ一応食べれる程度にはなったかとは思う。

ただ、握るシャリの大きさがある程度均等でもネタのサイズとのバランスも重要で、どっちが大きすぎても小さすぎても喉にすんなり通らない。

簡単そうに見えて奥が深い。

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人気漫画HUNTER×HUNTERの序盤、ハンター試験の最中。

日本出身の人以外に、ハンゾーが寿司がどういう食べ物かバラしてしまうシーンだが、よくこんな発言ができたものだ。

 

 

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少し話は飛ぶが、これは友人が撮影してくれた写真。

こんな寿司ごっこに付き合ってもらい、写真撮影までしてもらっておいて言うのもおかしいが、なぜ上から撮影したのか・・・

どうも写真を撮る機会が少なく、慣れていないとの事だった。

この寿司にしてもそうだが、人間慣れているかいないかはかなり大きいのだろう。

至極当然の事だが、再確認させられた気がする。

ちなみにスーパーのサーモンは見た目だけでなく、味も悪かったので割愛させていただく。

友人の感想もそうだったが、とりあえずマグロが美味しかったおかげで、けっこうな量だったが完食できた。

あのまあまあの量のマグロ、マズかった時の事を想像するとゾッとするが。

とりあえず第一回目として寿司屋ごっこを開催してみたが、今回の反省を踏まえてまたウチで寿司屋ごっこを行いたい。

前回の仕入れ編のブログでも書かせていただいたが、何点か挙げると、

 

仕入れは早い時間から、できればもっと調査しておく

・見た目は大切、せめて寿司を乗せる寿司下駄ぐらいは調達が必要か

・実は今回オマケのワサビを使用したが、これももう少しまともな物を用意するべき

 

相変わらずペラペラでザックリした次回への課題だが、とりあえずはこんなとこだろうか。

そして今日の寿司ごっこを大きく感じた事がある。

寿司屋の大将のありがたみだ。

朝早くから良いネタを仕入れ、美味しいシャリを作り、適度な硬さの寿司を握る。

やはり職人さんはすごい。

美味しいものを提供するって価値がある事だと改めて実感させられた寿司ごっこだった。