norinori53’s diary

日々感じる53(ゴミ)な事

オシャレな焼肉屋、DVD、なか卯、全てで惨敗

34歳、夢なし、趣味なし、希望なし。

 

 

 

 

 

昨日は金曜日。

 

死語(!?)を使わせていただくがハナキン。

 

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友人Sと休前日に食事に行く事に。

 

お世話になっている寿司屋がいっぱいだったため、他の店にする事に。

 

何にしよう。

 

意外とすぐ決まった。

 

そう、僕らは迷わない。

 

2019年10月25日金曜日は焼肉だーーーーー!

 

食べログで検索し、やや高級な焼肉店へ。

 

ココ。

tabelog.com

 

 名古屋名駅にも店を構えているらしいが、ウチから近い伏見店にした。

 

実は結構前から気になっていたお店の1つ。

 

店前に到着。

 

入り口から高級感が溢れる。

 

そして入り口がわかりづらい・・・。

 

普段こんな高級店には行かない僕らは少し焦っていただろう。

 

入店。

 

中に入るとまず受付でお姉さんに案内される。

 

エレベーターで上の階へ。

 

まるでホテルのようだ。

 

いい年したオッさん2人が内心ソワソワしている。

 

カッコつけの僕らはスタッフを目の前に平然を装う。

 

短い時間なのでなんとか誤魔化せるが、これが長くなるとすぐにバケの皮が剥がれることだろう。

 

席に通される。

 

この時点で少し笑ってしまった。

 

半個室、隣にもう1テーブルあった。

 

隣のテーブルにイケてる兄ちゃんと雰囲気抜群のいい女性が2人。

 

スーツにベスト、ネクタイを締めた兄ちゃんとオシャレな女性達だった。

 

かたや僕らは30代中盤のよくわからんシャツとジャージを着たオッさん2人。

 

ちなみにS君は明日10月27日に36歳を迎えるらしい。

 

もう人生詰みかけのオッさん達とキラキラした男女3人組。

 

絵面を想像していただくとわかるだろう。

 

差が酷い。

 

おそらく彼らに僕ら2人は見えていなかったと思う。

 

全て僕のチョイスで脂身の少ない部位を中心に注文した。

 

隣から話声が聞こえてくる。

 

ビジュアルだけでなく、会話内容までキラキラしている。

 

「〇〇ちゃんモテそうだよね」

 

「んーどーかなー。今遊んでいる人は3人ぐらいいるけどさ」

 

オイオイ。

 

なんだよそれ。

 

僕は南キャンの山ちゃんがテラスハウスを見ている気持ちが少しわかった。

 

その褒め合いはなんだ。

 

しかも絶対僕らにはできないような内容。

 

一方僕らは。

 

お肉がテーブルへ来る。

 

まずはタンから。

 

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黒毛和牛【タン元・芯・あご】

盛り付けまでオシャレ、肉のサイズまでオシャレじゃないか。

 

タンってまん丸のやつじゃないのか。

 

一枚づつ丁寧に焼いて食べる。

 

しっかりとした厚みがあり、程よくジューシーで美味しい。

 

S君が、

 

「こっれて豚肉?」

 

なんの迷いもなくこの言葉が飛んできた。

 

写真の通り、完全に牛肉ではないか。

 

隣の席との会話の差が激しい。

 

それから続々と肉が運ばれてくる。

 

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ハツ刺し

「美味しい。やっぱりごま油が合うのかな」

 

今回はそれらしい食レポだが、やはり隣の席とのトークレベルが違う。

 

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本日の赤身肉、サガリ

最初のタンの時に述べさせていただいた感想だが、ここのお肉は共通しての感想がある。

脂が少ない部位ばかり注文したが、どれも程よく脂がノッている。

 

口の中が脂まみれで胃がムカムカするような感じが全くない。

 

かと言って脂身が全くないボソボソした感じもない。

 

写真をご覧いただくとわかると思うが、綺麗に無駄なくサシが入っている。

 

簡単に言うと、

 

「美味しい」

 

それから僕の1番好きな部位、

 

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上ハラミ

毎度のことだがこの写真のブレ具合。

 

食す。

 

期待通り。

 

美味しい!

 

そんなこんなで肉を食べいるとまた会話が僕らの席にもれてくる。

 

ボソボソ変な間で話している僕らに対し、隣のテーブルは絶え間なくキラキラトークが続く。

 

そして出た。

 

イケてる感じの女から、恋愛トークの時に高い確率で飛び出すワード。

 

「価値観」

 

このワードを組み込み会話をする。

 

「なんだかんだ言って価値観が合うのが1番だよねー!」

 

オイオイ。

 

綺麗事言うなよ。

 

このような事言う女に限ってカッコよくてお金持ってるヤツと一緒にいるものだ。

 

いやー。

 

「やはり山ちゃんに隣の会話をぶった切ってもらいたい。」

 

僕の頭に浮かんだ。

 

それから年齢の話もあった。

 

女性が言う。

 

「6つ(もしくは7つ)違うと恋愛対象外だよねー。」

 

・・・。

 

僕ら2人が黙る。

 

確かその女性の年齢が26とか27らしい。

 

僕が34歳、S君は35歳(前述したがすぐに36歳になる)。

 

・・・。

 

おそらく僕らを目の前にしてもゴミを見るような目、もしくは見えないだろう。

 

心が引き裂かれながらゲラゲラ笑う僕らは本当にクズかもしれない。

 

開き直っている。

 

他にも止まる事なくイケてる会話は続いた。

 

ボチボチ食べたところで僕らは最後の締めにこちらを注文。

 

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ランプ

当然だが、この部位が1番脂身が少なかった。

 

締めの一切れとして言う事ないだろう。

 

テーブル会計。

 

ここで僕らのクズいミニクイズが始まる。

 

「いくらだと思う?」

 

「12000!」

 

「15000!」

 

何会計が幾らかで盛り上がってるんだよ。

 

隣のテーブルはそんな事はないはずだ。

 

男性がスマートに支払いを済ませて帰るだろう。

 

ちなみに僕らの会計は11200円ぐらいだった。

 

上質な牛肉をいただき、この金額なら十分。

 

十分満足し、幸せな気分にさせていただいた。

 

もちろん帰りもエレベーターで。

 

エレベータ前で店員さんが

 

「1階までお降り下さい」

 

と案内。

 

するとエレベーターに乗るとS君が

 

「1階ですか?」

 

オイオイ。

 

自分でも突っ込んでいたが、さっき店員さんが説明してくれたのになぜその質問が出るのか。

 

S君の老化なのか、ただの病気なのか、真相はわからないが挙動不審な動きと質問だったに違いない。

 

僕ら2人は中身スカスカなイケてる方々のトーク内容に文句を言いつつも、結局は羨ましいなって会話をしながらウチへ帰宅。

 

文句言うだけ言って本当は羨ましいって本当に可哀想だ。

 

それから僕がシャカシャカチャリを漕いでDVDをレンタルに。

 

このご時世にDVDレンタルって時代遅れも甚だしい。

 

テレビが旧型なのだから仕方ない。

 

借りたのはこれ。

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麻雀放浪記2020

ご覧の通り1本だけ残っていた。

 

これをS君に連絡すると、

 

「相変わらず中途半端な運だけはいいな」

 

こうコメントが。

 

おっしゃる通りすぎてビックリした。

 

焼肉屋で惨敗した後のDVD鑑賞。

 

S君はこの作品を購入しようかぐらいの心持だったらしい。

 

楽しみに楽しみにしてでの鑑賞。

 

一度帰ってワザワザ仮に行ってからの鑑賞。

 

結果。

 

全く面白くなかった。

 

ほとんど麻雀関係ないやん。

 

麻雀を知らない人でも面白く見れる作品かもしれないが、麻雀好きには響かない邦画だったようだ。

 

ついでに言うと、おそらく1時間経過しないうちに僕は寝てしまったと思う。

 

焼肉後にDVDでも惨敗、負けまくりの一日になった。

 

そういえば過去にも焼肉屋で惨敗したな。

 

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そんなボロボロの僕達は最後になか卯に。

 

注文したビールがグラスの6〜7分までしか注がれてなく、最後の最後まで負けきった僕らの金曜の夜だった。

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なか卯のビール(テーブルに運ばれてすぐの状態)

ちなみになか卯で食べたうどん一杯はこの日食べた焼肉一切れより安かった。