きのこの山「謎のホワイト」にヤラレタ件(ネタバレあり)
34歳、夢なし、趣味なし、希望なし。
このゴミブログ、我ながら最近たけのこの里、きのこの山ネタが多い気がする。
今日もそのネタになってしまうが、今日を一区切りにしばらく封印しようと思う。
先日スーパーで不思議なお菓子のパッケージを見かけた。
これ。
気になった。
個人的にホワイトチョコが好きな事もあり、迷う事なくカゴへIN。
「謎」と表示されているが一体何味だろう。
消費者の疑問を誘う。
僕はまんまと明治の策略にハマったという事だ。
何かわからないパンドラの箱。
食べてみないとわからないがなんとなく美味しそう。
そのギャンブルっぽい部分が消費者の購買欲をかきたてるのだと思う。
さあ食べよう。
ん?
そう言えば。
箱の裏になんか書いてあったな。
「味のこた絵は箱の中身を探してね!」
味の答えを見る前に食べてみるという方法もあった。
しかし早まった僕はパッケージを開けるやいなや即箱の中身を見てしまったのだ。
え・・・。
レ、レモネード?
いや、確かに予想だにしていない味だが。
だが。
チョコに酸味を必要としない僕にとっては一口食べる前に味の答えが出てしまった。
ヤラレタ。
これは好きじゃないぞ。
この味がわかっていれば99%買っていなかっただろう。
前述したように味を隠されたばかりに購入してしまったのだ。
一応食べてみるか。
さあイートイン。
・・・。
予想通り。
好きじゃない。
そもそもレモン味のチョコなんてあまり見かけないじゃないか。
美味しかったらもっと製品化されているはずだ。
そんな事を行ってしまったら身も蓋もないがついつい思ってしまった。
続けて食べていく。
うん。
何個食べようが味が変わるわけではないし、やはり僕の好きな味ではなかった。
食べている最中にある事が頭を過ぎった。
もしかして原材料名の部分に「レモン〇〇」とかないだろうな。
あったら隠している意味ないじゃないか。
箱を裏返す。
あ。
思いっきり「レモン果汁パウダー」ってあるじゃないか。
そりゃあスマホという最強アイテムがあるこの時代、その場でググれば一発で答えが出ただろう。
そりゃそうだが。
「なんの味かわかるかな?」
と表示されているすぐ近くに答えがあるなんて・・・。
このお菓子を見かけた時はこんな事考えもしなかった。
僕の機転の悪さがかなりあるとは思うが、それを差し引いてもこりゃないよ。
でも、食品は原材料名表記が必須なのだろうから仕方ないと言えば仕方ないのだろうけど。
あーだこーだ文句をたれているが、一応完食はした。
何にせよ、こういったギャンブル感がある商品は美味しかろうが不味かろうが「購入する」という楽しさを味わう事ができる。
実際に僕も箱を開けて味を知るまでドキドキしていた。
いやいい年したオッさんがお菓子の1つで一喜一憂してどうする。
そう思う人も多いとは思うが実際に僕のような気持ちで購入した人が多いはずだ。
これだけ堂々と「謎味」と言われると気になるもの。
何考えているかわからないミステリアスな人に惹かれるという事もこのお菓子の売り方に近いのだと思う。
残念ながら僕は考えている事がわかりやすい人間だと思うので不可能な事だが。
さすがにこの年齢になって人柄や性格を変えるのは難しいだろう。
相変わらずお菓子でしか博打を打てないこの人生は虚しいとしか言いようがない。
いや、逆に200円前後で楽しみを買えるのだから幸せなヤツなのかもしれない。
酸味が効いたチョコが好きな人は是非ご賞味いただきたい。