伏線回収型ドラマ「グランメゾン東京」第3話
34歳、夢なし、趣味なし、希望なし。
11月頭の3連休、小旅行に行っていたため、一緒にブログ休暇もとっていた。
昨日まで疲れでボロボロだった。
近日そのしょうもない小旅行をこのブログに掲載させていただく予定なのでメチャクチャ時間に余裕がある方は目をとしていただけると嬉しい。
と、そんな事はさておき。
今クール毎週楽しみにしているドラマの1つ、木村拓哉主演の「グランメゾン東京」。
小旅行中だったため、名古屋に帰還後に鑑賞した。
第3話はどうなるのか。
期待に胸を膨らませながらテレビをつける。
今回のテーマはタイトルにもある通り、「伏線回収型」。
先週は週刊少年ジャンプの匂いがプンプンした。
仲間を増やしていくことからONE PIECEやドラゴンボールといった王道格闘漫画の香りを感じたのだ。
今週も引き続き同じような香りがしたが、その漫画の中でもONE PIECE感がすごかった。
序盤でこんな僕でもピンとくるシーンがいくつかあった。
【伏線】
1.石丸幹二演じるジビエハンター峰岸の動物の捕獲方法が特徴的で、その内容を尾花達に話す。
2.木村拓哉演じる尾花が及川光博演じる相沢の娘を気に掛ける。
3.尾花が相沢の母親に起床時間を確認。
4.尾花が相沢に最近の娘の様子を伺う。
5.尾花が「だってばよ」を使う。
6.玉森裕太演じる平古が前回尾花からもらったアドバイスを取り入れる。からの沢村一樹演じる京野が平古に新鮮な鹿肉が手に入らない話をする。
7.ジビエを作るには火の通し方が重要、尾花しかできないという話になる。
他にもあり、少し省略しているが、以上は伏線だったのだ。
その回収が下記の内容だろうか、番号別に紐付けしていただきたい。
【回収】
1.後に料理に使うため、尾花達が新鮮な鹿の血を使用する事になる。そのために峰岸の所へ分けてもらいに行く。
2.3.4.相沢にブランメゾン東京オープンまで2ヶ月協力してもらう事に。幼稚園で元気のない相沢の娘を気にかけた尾花が弁当を作る。
5.尾花が作った弁当に週刊少年ジャンプ漫画の「NARUTO」のキャラ弁があった。
(余談だが、ジャンプっぽい感じの話でありながらNARUTOを出してくる辺りがニクい)
6.手に入らなかった鹿肉の提供者が京野の元へ現れた。3話終盤に明かされたが平古だった。
7.コンクール当日、尾花は姿を現さず、峰岸の元へ料理を作りに行った。
すごい。
全部繋がる。
ちなみに尾花が相沢の娘に弁当を作っていたことが1つのきっかけとなり、相沢がグランメゾン東京の正式なスタッフの一員となる事に。
そしてNARUTOの話をしている時にこのドラマを象徴するシーンが。
尾花が中指、薬指、小指で作る3のポーズ。
やはり木村拓哉。
華があり、絵になる。
今回は手の甲を向けて3のポーズをとっていた。
これからこのドラマの様々なシーンでこの3ポーズが出現することだろう。
話は戻るがこの伏線回収、どう見てもONE PIECEじゃないか。
これは物語序盤に近海の主に襲われたルフィを助けるシーン。
この睨みつけだけで一蹴した。
もちろんこの序盤で覇気なんて公表されていなかったが、この話からかなり後に覇気という能力が公表される。
エースのタトゥー。
実は「S」がサボの海賊旗になっている。
ご存知の方も多いと思うが、他にもONE PIECEには伏線回収だらけになっている。
今回のグランメゾン東京の伏線回収っぷりも同じではないか。
このことから、
「仲間を増やして伏線回収、敵をやっつける」
といったシンプルでワクワクする話といった事がわかる。
事実僕はそう思った。
あ、あと個人的に気になるのが尾花の腕の組み方。
両脇に手を入れる、少し変わった腕組みをするシーンが多々あり、2話辺りから気にはなっていたが3話で自信が確信に変わった。
僕の考えすぎな感じは大いにあるが、このクセにも何か意味があるのではないかと思わされ、次週が楽しみで仕方ない。
さあさあ、第4話はどうスカッとさせてくれるのだろうか。