norinori53’s diary

日々感じる53(ゴミ)な事

ドラマ「グランメゾン東京」第4話 モンブランアマファソン

34歳、夢なし、趣味なし、希望なし。

 

 

 

 

 

 

 

今クール最も楽しみなドラマ、グランメゾン東京。

 

先日放送された第4話は個人的には少しインパクトが弱かった気もするが、とりあえずサクッと書かせていただく。

 

いや、最後にかけてのワンシーンで僕の大好きなワンカットがあったな。

 

 

 

 

 

 

 

3話で玉森演じる平古が徐々に話の中に頭角を表し始め、迎えた今回の第4話。

 

おそらく4話で平古が仲間に加わるのだろうと思っていた人も多いのではないかと思う。

 

まず、レストラン内でデザートに課題が生まれる。

 

くるぞ。

 

平古に手を借りに行くぞ。

 

僕はそう思った。

 

視聴者の方々の中にもそう思った人も多いだろう。

 

しかし結果はどうだ。

 

尾花が必要としたのは平古の同僚、吉谷彩子演じる松井萌絵だった。

 

すんなり平古に手助けを依頼しない辺りは視聴者側としては面白い。

 

ここで尾花の性格が出ている。

 

この4話の最中にも京野から出た言葉があるが、

 

「アイツはめんどくさいヤツだから素直に言えないんだよ」

 

想像も膨らむ。

 

尾花は、もしかしたら萌絵に依頼すると平古も一緒になってデザート作りに加わると思っていたのではないだろうか。

 

3話までの尾花の行動を見ていると自然にそこまで見透かして行動しているように思えるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

平古のアイデアが込められたモンブランが完成し、萌絵がグランメゾン東京へ持ってくる。

 

試食をした時、尾花は上を向かなかった。

 

「美味しいと感じた時、無言になって上を向く」

 

この尾花の癖が出なかったのだ。

 

なぜだろう。

 

僕が推測するに、自分たちの作ったデザートと同じような味で、一度味わっていたからではないだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして迎えたプレオープン。

 

アクシデントが起きる。

 

毎回どこかで起きるアクシデント。

 

しかも問題に上がったのは尾花が過去に事件を起こした雲丹料理。

 

もしかしたらこの雲丹料理がこの先どこか出てくるのでは。

 

そう思わされるシーンでもあった。

 

今回解決したのは平古だった。

 

平古のヘルプもあり、無事プレオープンを終えることができた。

 

さあ仲間に!

 

・・・。

 

ここでワンクッション置くのがこのドラマ、グランメゾン東京。

 

仲間に加わったのは萌絵だったのだ。

 

平古はなぜ尾花に認められなかったのかを気付いたシーン、ここで平古の心がグッと動いただろう。

 

次回の動向に期待。

 

 

 

 

 

 

 

 

4話ではエンディングテーマが流れたシーンは萌絵がスタッフとして迎えられる場面だった。

 

自信満々の若い女の子が鼻をへし折られ、強気にデザート作りに励む。

 

しかし自分1人の力では一流のレストランの味には追いつけず、助けをもらい、やっと1つのデザートを完成させる。

 

反省し、働かせてほしいとお願いする。

 

確かにいいシーンだったかもしれない。

 

しかし今回僕が1番グッときたシーンは最後の最後の大所ではない。

 

どこかって?

 

それはもちろん雲丹料理を終えた後の平古と相沢のグータッチシーン。

 

誰も見ていない裏で、メインの尾花ではなく、相沢が平古とのグータッチ。

 

ここをスローにした演出も最高だった。

 

グータッチの相手は尾花だったらここまでグッとこなかったと思う。

 

ひっそりと労い、恥ずかしながらも一緒に喜ぶあのタッチの瞬間は男同士のカッコイイ瞬間だったに違いない。