(ほぼ)何も残らなかったコンパ
34歳、夢なし、趣味なし、希望なし。
そう言えば先々週コンパたる飲み会に参加した。
男5、女5。
コンパに参加する前に当ブログにも投稿させていただいた。
おい、お前。
コンパを前にしてワクワクを100倍にするなよ。
こう自分にも言い聞かせながらブログを書き、参加した。
前日、夜遅くからまあまあの量のお酒を飲んだ事もあり、アルコール分解能力の低い僕はやや疲れ気味でコンパ前のヤローの集まりに合流。
ヤローは友人KU(確か32歳)、友人SI(確か30歳)、それからこの日初めて会ったSY(32歳)、以前一度会ったY(25歳)と僕の5人だった。
僕は34歳なのでダントツオッさん。
貫禄も所持金も年齢に見合わないオッさんだった。
会って話しているとYが、
「あれ、なんか違いませんか」
ん!?
違う!?
割とすぐにわかった。
以前Yと会った時はアルコールモンスターになっており、平常時の僕との差に違和感を感じたのだろう。
酔っ払った時の壊れ具合が反動なのか、年齢を重ねるに連れて酒が入ってない時の僕は大人しくなっている気がする。
逆にお酒が入るとドンドン壊れ具合や記憶の飛ばし具合がひどくなってきている気がする。
もっとまともに年齢を重ねるはずだったのだが、自分がイメージしていた歳の取り方と全く違うではないか。
20台中盤から30歳辺りにかけてはそのイメージとの差を不思議に感じていたが、最近は徐々に受け入れつつある。
というか開き直りつつある。
コンパ前に少し話そうという事になり、集合場所付近の居酒屋へ。
変なノリでとりあえず1杯ひっかけようと、まさかのお酒を注入。
2杯目にいった人もいたが、僕はその後壊れるのが怖かったのでお断り。
それから薬局でウコンを摂取し、いざ出陣。
女性達がタッチの差で入店していた。
着席、お互いの顔を合わせる。
僕のような四流オッさんが何を偉そうにというとこだが、その瞬間僕のコンパは飲み会にシフトチェンジした。
おそらく女性達もそうだっただろう。
まあいい。
とりあえず飲み会を楽しもう。
心からそう思った。
「未確定な飲み会に期待してはいけない」
これが効いたのかもしれない。
やれお酒を飲む時の注意だの、〜の対処法だの偉そうに書いてきたが、自分で書いて割りに効果があったのは珍しい気がする。
やはり人生気の持ちようだ。
気の持ちようでなんとでもなる気がしてきた。
そう。
僕のダメなところ。
ちょっと成功するとすぐ調子に乗る。
まあ今回のは成功と言っても悪い方の成功なので、一概に良いとも言えない。
仮にこのコンパにドタイプの女の子がいたからと言ってもどうせビビって何もできないのがオチなのだからどうしようもない。
ドタイプの女の子と知り合った時に確実に落とせる方法を知っている人がいたら是非ご教授願いたいもの。
まあ対象者もいなく、仮にいたとしてもその対象者の情報がないのだからアドバイスのされようがないのだが。
という訳でなんの見せ場もなく、失敗談もなく、あまり記憶にないコンパだった。
そう言えば。
今回のコンパ、入りは主催の人間が男側女側各々簡単な紹介をしていくという流れだった。
事件は起きた。
女性側の紹介の時。
2人目が話をした時だろうか。
1人目、2人目と自分の年齢を公言していた。
1人の女性が半笑いで
「年齢って言わなくて良くないー?」
と言い出した。
やっぱりか。
その発言をした女性はおそらく5人の中で年長者。
怖かった。
笑っていたけど目は笑っていなかった・・・。
いや、わかるけど。
そりゃないよ。
逆にそこは開きなおろうよ。
いや、わかるけど。
幸い参加者みんな優しかったのでその場は笑って時は過ぎた。
それ以外の記憶がない僕。
一体なんだったんだろう?
まあそんなもん。
楽しい飲み会で終わった。
逆に何も残らないコンパはいいかもしれない。
そんな気さえもした。
あ、そう言えば。
この後馴染みの店で2次会っぽいのをしたが、そこではエネルギー切れでいつもの僕だった。
コンパの2次会にも関わらず、顔見知りが他の客で来ていたので時折そっちに混ざり、ほとんど記憶がない。
どさくさに紛れてなんとかタクシーで帰ったのは言うまでもない。
はあ、いつもながらになんとも歯切れの悪いブログになってしまった。
そろそろ何かコンテンツを考えないと・・・。