危ない建築業界、コロナと戦う飲食業界
35歳、夢なし、趣味なし、希望なし。
今日もまたコロナ関連。
はあ。
我ながらコンテンツ力の低さに悲しくなる。
衣食住。
生活に欠かせない、インフラ。
この項目で働く人は会社がなくなってもどこかで仕事があるだろうとふんでいただろう。
「衣」に関しては拘らなければほとんどお金をかけずになんとかなりそうな気もする。
しかし、他2項目はどうしようもない。
最低限とは言えど、どこか借りて住むには毎月家賃はかかるし、何もしなくてもお腹はすく。
【住】
先日「住」に関して先日大きな事件が起きた。
スーパーゼネコンの1つ清水建設の現場でコロナによる死者が出た。
これは大事件。
死者なんて出た日にはその現場が止まることはもちろん、他現場も検査や予防、ストップなんてこともあるだろう。
そうなるとどうだ。
僕も以前サブコンで働いていた人間。
現場に関わる人数というのは驚く数だというのはなんとなく知っている。
清水建設程のゼネコンの現場が止まるという事は多くの人間が仕事を失うという事になる。
最悪サラリーマンの職員はしばらくもちこたえられそうだが、一人親方や小さな会社にとっては死活問題。
コロナウイルスによって経済崩壊が様々な角度から押し寄せてくる・・・。
建設に携わっている人間はもちろんの事だが、その建物の竣工日もずれるだろう。
そうなるとそれをあてにしていた施主も予定が狂う。
完全に負の連鎖だ。
そうなると工期の遅れで清水建設にペナエルティが出るかもしれない。
もう負の連鎖が止まらない。
そもそも建設現場なんて密集地帯。
自転車で通勤している僕は毎日思っていた。
「こんな人が集まってコロナは大丈夫なんだろうか」
更にはマスクを外してペラペラ話しながら屋外でタバコをふかしている光景をよく目にする。
あれではコロナウイルスが広まるのもわからなくもない。
最低限予防や他の人に感染させないような対策はとっていただきたい。
尚、建築現場は何か事故が起きると必ず対策を立てる。
これからはルールの徹底が一段と厳しくなって大変だとは思うが、現場でのクラスター感染を出ないようになる事を願う。
【食】
先述した通り人間生きてりゃ腹も減るし食べないと死んでしまう。
流行っている居酒屋やバーは何か大事件がない限りはある程度安泰だと思っている人も多かっただろう。
それがまさかの外出自粛要請。
こんな事が起きるなんて誰が想像できただろうか。
外出自粛要請、酒を出していいのは夜7時までなんて、居酒屋に潰れろと言っているようなものだろう。
現に僕の知人Nが働いているお店はインバウンド狙いの店で、来月でお店をたたむ事が決まったらしい。
恐ろしい。
自身の持ち物件でもない限りはイヤでも家賃は払わないといけない。
これはマズイ。
こんな空気になっている最中、ここ最近で飲食業界にも動きが見えている。
それは。
テイクアウトの試み。
密集を防ぐため、テイクアウトにして売り上げを作ろうという作戦である。
それはそのお店の料理が食べたいとうお得意さんにとっても嬉しい試みだろう。
現に僕の知人Yのお店でも弁当を始めたので、昨日今日と二日連続で弁当を持ち帰らせていただいた。
かなりおこがましい発言になるが、なんとか生きようと戦う姿が僕の目にはカッコよく映って勇気をもらえた。
僕は名古屋在住なので名古屋情報通というサイトで見つけたが、テイクアウトスタートをSNSで拡散しており、一致団結館が凄い。
SNSでハッシュタグをつける事によってテイクアウトを始めたお店などを観覧できる。
見た事ない方は是非御観覧いただきたい。
そして今回の事で感じた事がある。
お客さんがついている飲食店は強い。
こんな状況になってお店がピンチの時、お得意様は駆けつけてくれる。
現に今日、明日の弁当予約を取りに行ったお店は店の中が弁当だらけだった。
SNSの発信もあまり行っていないにも関わらずだ。
もちろんそのお店の料理の味はあるとは思う。
飲食店に限らないとは思うが、人につくという、人間力が強いというのは最強の武器になる。
飲食店の場合は料理は武器みたいなモノだろう。
しかし、その武器を使いこなす人間の人間力こそが最強の武器のような気がする。
うまく表現しにくいところが申し訳ないが、この考えが頭に浮かんだ時ドラゴンボールのゼットソードを思い出した。
人間ピンチになった時に本当に大切な事とか強みのようなモノが浮き彫りになると思う。
やはり人間力は最強のファイナルウエポンのようだ。
弁当や持ち帰りは居酒屋にとっては売り上げも少なく、粗利率の高いお酒を出せないのは厳しいところだとは思う。
しかし、コロナウイルスが終息した後にも何かしらの商売の繋がりにもなるかもしれないのではないかと思った。
偉そうな事を書いているが、外出自粛とマスク着用以外は何も変わっていな僕は本当にどうしようもないヤツだ。