norinori53’s diary

日々感じる53(ゴミ)な事

コロナウイルスが気づかせてくれた事

35歳、夢なし、趣味なし、希望なし。

 

 

 

 

 

 

 

またコロナウイルスの話。

 

我ながらコロナの話ばかりで、書いている自分が少しイヤにさえなる。

 

ニュースと同じ。

 

昨日の感染者数は〇〇人で感染経路の◯%は不明です。

 

芸能界にも新たなる感染者が。

 

ネットニュースもテレビのニュースも連日こういった内容ばかり。

 

どれだけお前は世間に左右されているんだよ。

 

そんな事さえ思ってしまう。

 

とは言え今回ばかりは世界中が不測の事態。

 

僕は基本同調圧力にはそんな弱い方ではなく、

 

「うるさいバーカ」

 

とか、

 

「まあなんとかなるっしょ」

 

とか思ってしまう人間。

 

そんな僕でも今の世の中に対しては割と従順に生活している。

 

できるだけ外に出ない。

 

そう言えば数ヶ月前に「1人外食月1回まで」とかいった目標を立てた。

norinori53.hatenablog.com

ある程度守れるようになったのでこの張り紙は剥がしたが、数ヶ月後自動的に外食制限を行うようになるなんて思ってもなかったと、ふと思った。

 

外に出れない。

 

人と会えない。

 

自由がない。

 

この自由で溢れた世の中、便利な世の中に慣れた人間は不便を強いられている。

 

それでも様々な制約の中で見えてくる部分、気付いてしまう事もないだろうか。

 

 

 

 

 

 

【会社に行かない】

僕は今日急遽会社を休む事になった。

 

突然休みを取得しても予定を組めるわけでもなく、ましてやこんなご時世。

 

オープンしている飲食店も少なく、街のデパートも休業。

 

そして無駄に人との接触を避けるという意味ではウチに引きこもるの一択になるだろう。

 

かなりケチな発想だが、通常仕事をしている予定の所に急な休みを設けて無駄にお金を使うのは先が見えない今は危ない気がする。

 

僕の勤めている会社も暗雲立ち込めているので半年後何をやっているかも想像がつかない。

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こんな未来もあるだろう。

 

大いにありうる。

 

今の僕がコンビニで働けるだろうか。

 

コンビニは様々な決済が可能、多種多様な品揃え、覚えることが多い。

 

もちろん理不尽なクレームをつけてくる客さんもたくさんいる。

 

大丈夫か?

 

そんな不安を募らせている人も多いはずだ。

 

・・・。

 

とか言うが心の底ではなんとかなると思っている自分がいるのがまた怖い。 

 

話が少し脱線してしまった。

 

急な休日。

 

ウチでダラダラ。

 

行った活動と言えば昼前にスーパーに行った事ぐらいだろう。

 

感じる事は。

 

幸せ。

 

仕事をしなくていい、と言うよりも会社に行かなくていい。

 

この上ない幸せを感じる事だった。

 

急な休日でもこれだけ幸せを感じてしまうという自分がいる事に気付いてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

【人付き合い】

他にも気付いたことがある。

 

外出自粛、人と会わないといった呼びかけの中、今は飲み会も開催されず、外にも飲みに行かない。

 

それでも極々たまに友人をお酒を飲む。

 

もちろん自宅で。

 

以前と比較すると人と会う事が圧倒的に減少した。

 

ここで気付く。

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大して不自由を感じない。

 

もちろん1ヶ月誰とも会わない、話をしないという状況に陥ったら話は別かもしれないが、今やスマホ等様々なツールを使用してコミュニケーションは取れる。

 

先述したようにごく稀に友人とも顔を合わせる。

 

それで十分だということがわかった。

 

こんな言い方するのも人間味のないヤツかのように感じるが、無駄に飲み歩いてお金を消費しているだけのような気がしてきた。

 

なんとなく誘いに乗り、当日になると少しめんどくさいと感じる飲み会にも行かなくていい。

 

これは必要な事柄をプラスするというプラスな考え方ではない。

 

不要な事柄を削るというマイナスで保守的な思考になったしまうが、時には人生こういった調整を行う方が幸せなのではないかと感じる。

 

このマイナスを行い過ぎると人間特有の1つでもあるコミュニケーション能力は著しく低下するので注意が必要だろう。

 

 

 

 

 

 

【お金】

経済崩壊が目の前まできている昨今。

 

ここでお金の重要性が浮き彫りになる。

 

職を失うかもしれない、次の働き先がすぐに見つからないかもしれない。

 

そんな時にお金がないとどうだろう。

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何度も言うが、それでもなんとかなると思ってしまう僕のようなイカれたヤツは例外だが、大半の人が不安でいっぱいになるだろう。

 

そうすると生活は制限される。

 

制限され、先が不安になる事によって精神状態が不安定になる。

 

精神状態が不安定になると鬱などの病気になり、二次災害三次災害を引き起こす。

 

人生詰みだ。

 

失業率アップと犯罪率や自殺率が関係してくるのもその絡みだと思う。

 

友人Sがよく言う。

 

「安心をお金で買おう!」

 

まったくその通りだ。

 

僕の父もよく言っていた。

 

「お金お金ばかりでもよくないし、お金で買えないモノはたくさんある。それでもお金で大体の事は解決できる」

 

まったくその通りだ。

 

僕ももう若くないのもあるが、不測の事態に備えてお金は所持しておく必要がある。

 

どうしようもなく当たり前だが、そんな当たり前の事を再確認させられた気がする。

 

 

 

 

 

 

【会社】

人と人との接触を8割に。

 

会社に出勤する人は7割に。

 

政府が訴え、テレワークテレワークと叫ばれている令和2年。

 

必要最低限の出勤が余儀なくされている。

 

そうすると炙り出される。

 

会社にとって不要な人。

 

例えば営業部の活動が完全停止となる。

 

それでも売り上げが下がらなかったら?

 

営業部は無駄な人件費を使っているだけで不必要ということが立証されるだろう。

 

この例は極端で、他との兼ね合いや続いた時に状況が変わる事もある。

 

そのため一概にも言えないが、それでも必要な人間、不必要な人間がハッキリしてくるだろう。

 

そう言う僕も今の会社に必要かどうかは怪しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナコロナで不自由になって生きにくい世の中だが、日頃の状況を冷静に見直す事のできるいい機会ではないだろうか。