せどり業界に激震!モノレートが閉鎖!
35歳、夢なし、趣味なし、希望なし。
2020年6月16日、せどり業界に激震が走った。
モノレートの閉鎖だ。
モノレートとは、Amazonで出品されている商品のデータ(価格や出品者数、ランキング)を無料で提供してくれるサイト。
ご存知の方がほとんどだとは思うがせどりとは簡単に言うと転売する事。
Amazonに出品する商品はほぼ全ての人がこのモノレートというサイトにお世話になっているだろう。
これはせどり業界にとっては一大事。
僕はせどりについて悪だとかセコイとは思わない。
犯罪ではないし、お金を生み出す事に違いはないし、悪い事なんて何もない。
その辺りを踏まえた上で書かせていただくと、転売するせどらー(せどりをする人)はセコイ人が多いだろう。
そんなセコイ、少しでも儲けたい人からすると、無料で使えるこのサイトが閉鎖するなんて死活問題だろう。
こんなことを言うと不謹慎だが、下手すりゃ新型コロナウイルスの流行よりもダメージを受けている人がいらっしゃるかもしれない。
閉鎖の理由は何?
「規約違反に該当する」
との事だ。
規約って何?
わからない。
僕のような知識のない人間が思うに「Amazonのデータを無料で公開するな」。
このぐらいしか思いつかない。
しかもこの閉鎖されるのが2020年6月30日。
突然すぎる。
オイオイちょっと待ってくれよ。
日本中のせどらーが露頭に迷うではないか。
(何もできないが、一応僕はせどらーの見方のつもり)
Amazonがせどらーを殺しにかかっているとしか思えない。
モノレートの責任者、吉村氏も警告を受け、従わざるをえなかったのだろう。
セコセココツコツお金を稼いでいる人達を一瞬で地獄に落とす、Amazonという会社は本当に恐ろしい。
まさに弱肉強食とはこの事かもしれない。
でもAmazonサイドも出品してもらい、手数料をかき集める事ができるのになぜこんな事を行ったのか?
本当に不思議だ。
これからどうすればいいんだ!
不安に狩られて毎日ドギマギするだろう。
ここで素人の僕が打開策なんて書いても全く意味がない。
「モノレート」でググろうとすると「モノレート代替」の候補が既に出る。
そこで探していただくと打開策をネットに上げてくれている方々がいらっしゃるのでそこで見ていただきたい。
そして「モノレート代替」と検索候補に出るという事は、多くの人が慌てて検索しているという事になる。
どうやら有料サイトがあるらしい。
こんな事を言っているとキリがないが、そういったサイトもそのうちAmazonの手によって閉鎖に追い込まれるかもしれないが・・・。
ITが発達し、様々なツールの無料化が進んでいる昨今。
この有料化は痛いに違いない。
結局お金を持っている人が優位に立てる。
少し言葉が古いかもしれないが、人々の格差は開いていく一方ではないか。
これが資本主義なのだろう。
これから時代が進むにつれ更に格差は大きくなるに違いない。
しかし、過去データ抜きにしてAmazonに出品してのせどりはリスクが高すぎるはず。
ただでさえ年々手数料も増えているだろうに、滞留品を抱えるわけにもいかず、出品を断念する人多く発生すると思う。
しかもせどりはリアルに誰かと繋がるわけでもなく、何か生み出すわけでもないので、既存のツールを取り上げられるとなす術がない。
何かが消えると新しいモノ、コトが出現する。
と言ったような言葉を聞く事があるが、そうであって欲しいに違いない。
せどり業界に未来はあるのか。
そう言えば過去に友人と話をしたことがある。
「全国せどり組合のようなものはないのかねえ」
「そんな組合のような組織を作るぐらいの人だったら他の仕事してるか」
一瞬で話は完結してしまった。
業界に一筋の光が刺してくれる事を祈る。