これは美味しい!変わり種インスタントラーメン!
35歳、夢なし、趣味なし、希望なし。
好物は何?
そう聞かれると即答で「肉と魚」。
僕の場合はこうなる。
1mmの迷いもない。
肉と魚は料理ではなく素材になる。
大きいくくりで魚料理と肉料理になる。
そりゃ料理は素材の良さが大きなポイントとなるが、この2つは特段素材によるウエイトが大きくなる。
よって美味しい物を食べようとすると基本は値段が張る。
基本は高い物が好きという事にも繋がってくるだろう。
大してお金も持ってないくせに高価な物が好きとは生意気なヤツだ。
我ながらそう思う。
身分相応に生きろ。
そう思う。
その他にも好きな食べ物の1つとしてラーメンがランクインする。
まあこのラーメンという料理も外食してちょっと定食を食べた日には余裕で1000円を超える。
僕にとっては贅沢だ。
そんなラーメンの中でも、ここ15年ぐらいで世に浸透してきた次郎系のラーメン について投稿する。
ちなみに「どこぞやの次郎系ラーメンを食べた」
とかではなく、インスタント次郎系ラーメンについてになるが。
今年の年始辺りだろうか。
コンビニで箱に入っているインスタント二郎ラーメンを見つけた。
発売しているメーカーは日清。
パケージもそれっぽい。
コチラ。
パッケージされているフードやドリンクについていつも思う。
ビジュアルは本当に大切。
見た目で購買意欲をそそられると、1度は購入する確率がグンと上がる。
インターネットが普及した今のご時世、口コミ等で美味いかマズイかはすぐに広がる傾向にはある。
しかしながら見た目が美味そうだと1度は食べて見たくなる。
例えば性格悪いと言われている女の子がいても、その子が可愛ければ1度は食事に行ってみたいと思わないだろうか?
僕は思う。
食べ物と人間を一括りにするのは違うかもしれないが、それと似たようなもんではないだろうか。
これは僕の主観だが、このラーメンは一度は食べてみたいビジュアルになる。
さすが日清パッケージセンスが素晴らしい。
そう言えば以前も日清のラーメンパッケージについてもブログを投稿した事があるなあ。
がしかし!
コンビニで発見した時問題が発生した。
価格だ。
約400円。
インスタントラーメンが400円って高いだろ。
セコイ僕は伸びかけた手を引っ込めた。
食べてみたい・・・。
そんな想いをグッと堪えてその時は諦めた。
おそらく定番商品ではないようだったので程なくしてお店から消えた。
そんな諦めた商品だが、最近再会することができた。
しかも約300円で。
300円ならいける。
たった100円、されど100円と思う人もいるかもしれない。
でも400円と300円では購入ハードルがグッと下がる。
ほぼ考える余地もなくカゴにブチ込んだ。
ちなみに再会場所はドンキホーテ。
ありがとうドンキ。
心からそう思った。
さあ食べようか。
箱にも割と大きく明記されているもやしを事前にスーパーで購入。
野菜が高騰している昨今、もやしは裏切らない安定の安価。
ラーメンの箱を開けるとまた手の込んだパッケージが。
おお!
しかしセコイ僕はここでまた気になる点が。
焼豚が小さい。
二郎系ラーメンと言えばガッツリ分厚い焼豚が標準装備なはずなのに写真でも分かる通りペラペラ焼豚。
通常より安く買っておいてここでまた文句をいう辺りが僕の器の小ささを露呈させる。
普通に考えたらインスタントラーメンでそんな豪華に分厚い焼豚を付けられるわけないよな。
そう思いながら調理を始める。
まずはラーメンをいれる器にお湯を入れて温める。
確かこのラーメンの作り方には記載がなかったが、これはかなり重要な作業。
ぬるいラーメンは本当に美味しくない。
どんなに美味しいラーメンでもぬるいとせっかくの味が半減するのでこの作業は是非組み込んでいただきたい。
それからもやしをレンジで温める。
これは作り方に記載されていた。
実はこの作業、僕は初めて。
このレンジでもやしも簡単でかなり重要な作業。
他のインスタントラーメンを食べる時も是非活用したいと思った。
麺を袋から開けるとまたこんな物が。
細部のパッケージまで拘りが垣間見える。
さあ麺を湯がくぞ!
これぞ二郎系ラーメン!
と言ったような太麺。
期待が膨らむ。
と、湯がいていると忘れている事があることに気づく。
焼豚も入れなければ!
よしよし。
調理中にモタモタすることも考慮して3分30秒程湯がいたところでスープを投入。
通常インスタントラーメンをスープは別派なのだが、ここは作り方通り麺とスープを一緒に煮込む。
30秒〜1分程煮込んだところで器にブチ込み、先ほどレンジで温めたもやしを乗せる。
それっぽい。
それからこれぞ二郎系、背脂とニンニクを投入。
まさしく二郎系ラーメン!
それから天地返し!
おお!
最終的にはまぜそばみたいになったが実食!
・・・。
これは!
美味い!
いい具合に二郎を再現している!
前述したようにワシワシ太麺にガッツリパンチの効いたスープ。
この体に悪そうな、カロリーの高そうな(実際高いと思うが)二郎系ラーメンの再現度はなかなかのものだと思う。
本当は発売と同時に購入し、レビューを書くのが良いのはわかっている。
それでも400円では買えない僕がいるのが事実。
まあそんな事は棚上げしておき、このラーメンと再会し、食せた事はありがたかった。
休日の昼飯、このラーメンを食べて満足気に昼寝をした事は言うまでもない。