norinori53’s diary

日々感じる53(ゴミ)な事

久しぶりのライブハウス、ライブで想う

34歳、夢なし、趣味なし、希望なし。

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日、前の職場の友人2人と会った。

 

同級生の友人Yと1個下の友人T。

 

僕はこの2人とは時々個々に会うが、3人ではいつ集まったか忘れるぐらい久しぶりに集まった気がする。

 

なぜ集まったかというのも、友人Tの知人がライブをするという理由だった。

 

この日は僕だけ仕事だったので、遅れながら合流。

 

2人は餃子屋で飲んでおり、僕が合流したところでライブハウスへ移動。

 

ライブハウスこそどのぐらいぶりだろうか。

 

おそらく一昨年の9月に行って以来。

 

僕は素面で2人はいい具合に酔ってややハイになっていたが、なぜか居心地が良かった。

 

酔っぱらうとメチャクチャになてしまう僕は、少し遅れてからの集合の方が良いのかもしれない。

 

5バンドぐらいの対バンで3バンド目辺りで僕達は入場。

 

ここから大してギターも弾けない僕が少し偉そうに批評してしまうがお許しいただきた。

 

入場してから程なくしてその3バンド目のライブが始まった。

 

基本マイナー調で暗めの楽曲。

 

やはり暗めの曲は特にグルーヴ感や演奏のレベルが顕著に出てしまうのかと思った。

 

わざわざ東京から名古屋に遠征でのライブのようだったが・・・。

 

あまり印象には残らなかった。

 

次のバンドが友人Tの知人のバンド。

 

ボーカルが20台前半の男。

 

自分に自信はないが自分が好きな感じ、あからさまに今風の子だった。

 

この辺りで「今風」とか使う辺り、僕がオッさんになってしまっている事実かとも思う。

 

ギターが20代後半の男、ベースが20代中盤の女の子(友人Tの知人)、ドラムはサポートとの事。

 

30分程演奏したが。

 

・・・。

 

・・・。

 

感想を述べづらい。

 

僅かだったが、終盤でのボーカルの子のMCが入る。

 

「今日は数曲しか持ってきてませんが、今度はヤバい曲をたくさん持ってくるのでよろしくお願いします!」

 

え。

 

ヤバいのは君じゃないのか。

 

自分はステージにも上がっていないくせにクズい僕は思ってしまった。

 

ちなみに他メンバーの様子を見てもしれーっとした表情で、あまりこのバンドの現状が良くない雰囲気を醸し出していた。

 

ベース音がハッキリしたバンドだったが、そのベースの子のみがしっかり弾けていた気がする。

 

そしてトリのバンド。

 

このバンドも東京からの遠征のようだった。

 

トリだけあって、このバンドはさすがだったと思う。

 

ボーカルの声や曲のメロディーはしっくりこなかったが、ドラムが上手かった気がする。

 

やはりドラムやベースなどのリズム隊がしっかりしていると、楽曲は聴きやすいという事を再確認させられた気がする。

 

正直ギターはそうでもなかったのに、楽曲全体としては耳に入ってきやすかった。

 

ギター好きの僕が言うのだからよっぽどそうなのだろう。

 

そして久しぶりのライブハウスでライブを行っている人達を見て思った。

 

「人前に立って、自分を表現できる人ってすごいな」

 

「何かに打ち込めるっていいいな。」

 

今日出演していたバンドがどのぐらいの熱量で、どのぐらいの意気込みでバンド活動を行っているかなんて僕は知らない。

 

それでも。

 

それでも僕には羨ましく思えてしまった。

 

思えば34年間、必死で打ち込んできた事なんてそうない。

 

多少必死でやって打ち込んだのは高校時代のアルバイトぐらいだろうか。

 

何かに夢中になれない僕にとって、そうなれる人というのは眩しく見えてしまう。

 

基本中途半端。

 

基本無難。

 

当ブログ冒頭に定形分のように入れてあるがもう34歳。

 

この年齢になってもやっぱり何かに打ち込みたいと思ってしまう。

 

「俺もやりてーーーーーーーーーー!」

 

これ。

 

青春映画を見た時も同じように思う。

 

「俺もやりてーーーーーーーーーー!」

 

これ。

 

どこか悔しいのだろう。

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で、結局お前はどうなんだ!

 

そう言ってやりたい。

 

しかし。

 

性格もあるし、今更直らないだろう。

 

できればこのまま波風立てず、ノラリクラリ生きていきたい。