花金という言葉は死語か
33歳、夢なし、趣味なし、希望なし。
明日は金曜日。
現在僕は週休2日なので明日は花の金曜日。
翌日は休日なので何も考えずに夜遅くまで酒を飲み、楽しめる。
1人自分の部屋で飲み潰れていく姿が想像できる。
それはいいとして。
そう、花金なのだ。
「花金」という言葉。おそらくバブル時期に流行ったその言葉は、現在サラリーマンにそんなゆとりがない事から死語扱いされている。
果たしてそうなのか。
確かに日本国民の多くが土曜出勤していたり、休日が少なかったりするかもしれない。
僕も数年前までは拘束時間の長い仕事をしていた事もある。
しかし、そんな仕事ばかりの世のサラリーマンもどこかで必ず休みがあるはずだ。むしろここ数年は「しっかり休みましょう」という雰囲気が世に流れているではないか。
「花」の金曜日ではないにせよ、「花」の土曜日であったり、美容師は「花」の月曜日であったり、どこかで何も考えずにパーっとできるタイミングがあるはずだ。
それなら黄金の花のような夜という意味で休みの前の日を花金という事にしようではないか。
日本には「働く人がエライ」、「有休取るなんて悪」というような風潮がある。
ガシガシ働く事が好きな人を否定するつもりはないが、好きでもないのに仕事で頭いっぱいになっている人は無理矢理にでも黄金の花ような夜、花金を作り、色んな経験、のびのびと生活していただきたい。
冒頭にもある、33歳、夢なし、趣味なし、希望なしの人間が偉そうに言える事でもないが、どんな仕事をしている時も休前日は全てを解放して幸せになれる僕はめでたい奴なのかもしれない。
さあ、明日は休前日だ。