最強のフュージョンお菓子!?
34歳、夢なし、趣味なし、希望なし。
2週間ぐらい前かな。
コンビニにフラッと寄った時に目に留まるお菓子があった。
タイトルに「最強」と入れながら、実はたけのこの里派ではある。
しかし、味の組み合わせによってはきのこの山が美味しかった記憶もあったのと、ドラゴンボールっぽさを出したかったので「最強」という文字を使わせていただいた。
歴史あるお菓子「きのこの山」と「スーパーカップ超バニラ味」がフュージョンしたらそれは最強に違いない。
今書いていて思ったが「スーパーカップ超バニラ味」ってドラゴンボールっぽいネーミングじゃないか。
気になって調べたが、1994年発売らしい。
スーパーサイヤ人が誕生したのが約1991年なので、もしかして明治はドラゴンボールを意識して発売したのでないだろうか。
話は戻り、もちろん即購入。
僕ももう年なのか、このお菓子がやや重く感じ、購入後に手をつけるまで1週間ぐらいかかった。
食べた感想は。
これは少し大袈裟かもしれないが、予想に反して特別美味しくはなかった。
いや、不味かったとかではないのだが、僕が勝手にハードルをあげてしまったのだろう。
絶対自分の好みだと思い込んでしまい、2箱も買ったので冷蔵庫にまだ1箱残っている。
ただ、確かにスーパーカップの味を感じる事ができたし、好きな人にはハマる味ではないかとは思う。
ここで当然の事だが上手いと思った事がある。
明治がスーパーカップの名前を使用することによってロイヤリティが発生する。
これは個人的な見解だが、そのアップチャージがかかっても僕のような人間が購入に走る。
もちろんそういった事を諸々見越して企業は生産、販売しているとは思うが、やはりネームバリューはデカイ。
この商品に「スーパーカップ超バニラ味」と商品写真がなければ僕は購入しなかったかもしれない。
そして、食べても
「スーパーカップの味だ」
と感じることはなかっただろう。
このような売り方をしているから洗脳され、スーパーカップの味がすると感じてしまうのだろう。
思い込みというのは本当に怖い。
そして、この売り方をすることによって、きのこの山ファンとスーパーカップの両方のファンを取り込みやすくなる。
更に消費者からすると味のイメージも湧きやすい。(←これに関しては僕のようなハードルあげる人もいるかもしれないので必ずしもプラスじゃないかもしれないが)
今更だが、商品自体もキャッチーになるし、これで当たればデカイだろう。
しかし、ロイヤリティや開発費も諸々かかるので、ヒットしなかった時のマイナスも大きいとは思うが。
また思い出した。
僕のしょーもない人生のすごい小さいπでの話になり申し訳ないが。
こういったフュージョン商品で、
「これは美味しかった!」
という経験があまりない気がする。
ハイリスクハイリターンなのだろうか。
ただただ裏ましいだけだが、新しいことに挑戦するというのはやはりカッコイイと思ってしまう。
僕にもこういったハイリスクハイリターンの勝負ができる時がこの先来るのだろうか・・・