名台詞「幸せにします」の意味
34歳、夢なし、趣味なし、希望なし。
結婚のプロポーズ、もしくはご両親に挨拶の時の名台詞、
「絶対幸せにします」
というセリフにどうも違和感を感じる。
「幸せ」と感じるのは「プロポーズする方」ではなく、「プロポーズされる方」ではないか。
いや、もちろん「絶対幸せにするほどあなたの事を想います」等々解釈の方法は色々あるのはわかる。
それをわかった上で気になって仕方がない。
あ、
「コイツめんどくさい理屈っぽい事言いやがって」
と思われた方々、いらっしゃるだろう。
それもわかった上で気になって仕方がない。
人の気持ちを変えるのはそう簡単な事ではない。
嘘をつきたくない。
様々な理由があり、どこか違和感を感じてしまう。
それとは別にやや上から目線に感じてしまうのは気のせいだろうか。
男の方が立場が上といったような 日本の文化も関係してきて男側が
「幸せにする」
と言うセリフが定型になっているような気もする。
「ムカつく」とか「何を言ってるんだ」とかではなく、どこか違う感じがする。
僕ならこう言うと思う。
「絶対大切にします」
これなら自分の意志がぶれない限り嘘にはならない。
もしくは
「一緒に幸せになりませんか?」
これなら上から目線にならない気がする。
ん?
でも考えようによってはそんな事も言い切れないようでは、決意や覚悟が足らないのではないかという考え方にもなるな。
あ、ぶれてきた。
とにかく違和感は違和感。
ん?
相手も予定もないお前が
「僕ならこう言う」
とか言うなって?
確かにその通りだ。
予定もないし言った事もないヤツが偉そうな事を言うなと。
本当にその通り。
大変失礼しました。