車の免許更新は朝イチ警察署へ!
34歳、夢なし、趣味なし、希望なし。
来月で僕も35歳。
はあ。
小さい頃、若い頃になりたくなかったただ年を取るだけの大人になってしまった。
まあ無事誕生日を迎えられるという事はおめでたい事なので、そこはありがたい事がと受け止めるとして。
まだ年齢を重ねるという現実から逃げたい僕がいる。
という訳で先日、誕生日前後1ヶ月というリミットがある、車の免許更新に行った。
社会人になり、少しはあちこちに引越しし、何箇所かで免許の更新は行った。
いずれも免許センターでしか免許更新は行った事がない。
そしてどこの免許センターにも共通している点がある。
・僻地にある
・人が多い=待ち時間が長い
ただでさえめんどくさい免許の更新。
それが上記2点のおかげでめんどくささが倍増してしまう。
僻地にあるので会場に行くまでに時間を要し、電車だのバスだのに乗り継いでいかなければならない。
めんどくさい。
そしてようやく着いたはいいものの、そこからがまためんどくさい。
免許取得のための試験にきている人やらなんやらで基本ごった返している。
証明写真1つ撮影するにも、視力検査1つするにもやたら待つ。
それから大勢で講習を受けるため、丁度いい時間に行かないと講習が始まるまで待つ。
待つ事だらけではないか。
今回も免許センターに行くつもりだった。
しかしふと思い出した。
昔父親が近所の警察署に免許更新に行っていた事を。
「免許センターまで行くのなんてめんどくさくてできんわい」
そんなボヤキを思い出し、今回は警察署に行ってみる事に。
ネットやら周りの話やら情報収集をする。
そんな調査中に、警察署での免許更新には何点か注意点がある事を知った。
免許更新の案内ハガキにも明記されていたが、ゴールド(5年間無事故無違反)でないと警察署での免許更新はできないらしい。
僕は社会人になってからは車を所有せず、たまにレンタカーを借りて乗るぐらいなので難なくクリア。
そしてもう1点重要注意事項が。
場所によっては免許証を即日発行してくれない事だ。
即日発行されないという事は?
そう。
後日発送。
後日発送になると800円やそこらの手数料をとられる。
800円!
そんな無駄なお金払いたくない!
セコイ僕の脳が頭の中でそう叫んでいた。
僕は名古屋在住、西区の西琵琶島警察署に行く事にした。
調べると9時から警察署は入れるらしいので9時過ぎに到着。
そんなに大きい警察署ではなかったが、面積の割りにはまあまあ人がいたと思う。
受付を行う。
程なくして視力検査に呼ばれる。
サクッと終了。
それから少し待っていると、証明写真に呼ばれる。
サクッと終了。
講習はいつ始まるんだろう。
そう思っていると小部屋に集められ、ビデオを混えた30分程の講習を受講。
ある程度人が集まると講習を行うシステムのようだった。
僕は朝イチに行き、すぐに人が集まったのでほとんど待つ事もなく講習を受ける事ができた。
講習終了後に新しい免許証を受け取り終了。
え!?
もう終わった!?
にわかに信じ難かった。
しかし本当に終わったようだった。
警察署を出て帰宅。
おそらく警察署に入館して1時間ちょいだったと思う。
早い。
楽過ぎる。
この楽さ。
ただただ嬉しかった。
「楽」というのは僕にとって最高で最強な幸せである。
34歳になって、35さいを目前にして、やっと父親の言っていた意味がわかった。
確かにこんなに楽なら免許センターに行くなんてバカバカしくなる。
皆さん免許の更新は是非警察署へ。