norinori53’s diary

日々感じる53(ゴミ)な事

フリーマーケットに参加、結果と考察

34歳、夢なし、趣味なし、希望なし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4、5年ぐらい前からだろうか。

 

1年〜2年に1回参加するイベントがある。

 

そのイベントとは・・・

 

フリーマーケット

 

家庭にある不要な物を持ち寄って販売するイベント。

 

もちろんリアル店舗を構えるお店、ネット販売しているプロも出店する。

 

僕はもちろん素人不要物処分側。

 

以前の同僚、友人Tと決まって2人で出店する。

 

販売する商品は基本がアパレル関係。

 

年齢を重ね、時代背景が変わっていくと共に身に着ける洋服や履く靴、被る帽子も変わっていく。

 

自ずと不要な物が発生する。

 

自分にとっては価値の無い物がお金に変わる。

 

こんな面白い事はない!

 

逆に自分にとって価値のある物がお金に変わるのはもちろん面白い。

 

というか嬉しいという表現になるだろうか。

 

今はこんな僕でも7、8年程販売員をしていた。

 

自分が良いと思った物が売れた時はやっぱり嬉しかった

 

購入してくれる人は自分に共感を得てくれているということになるからだ。

 

フリマの場合は、

 

「今現在は価値がないが、過去価値があった物」

 

となるため、1度で2度面白いといったとこだろう。

 

 

 

 

 

 

そんなフリマに参加するため、朝6時に起床。

 

通常より2時間も早い起床となった。

 

しかも前日は金曜日。

 

全く訳がわからないが、

 

「お酒を飲まなきゃ損」

 

という衝動に駆られる日。

 

よってアホな僕は翌日早いにも関わらず、お酒を浴びてしまった。

 

案の定二日酔いだった。

 

なぜだか鼻水も止まらない。

 

何やってんだか。

 

それでも後悔はなかった。

 

・・・と、カッコつけた感じを出しているが、ただのアホな酒飲み。

 

皆さんもその辺は勘付いてくれているはず。

 

そんな二日酔いの中、友人Tがウチまで迎えに来てくれて、いざ出陣!

 

僕らのフリマの朝は決まってとる朝食がある。

 

それは。

 

www.mcdonalds.co.jp

 

そう、朝マック

 

今回は準備に専念するため、ドライブスルーを利用。

 

朝、二日酔いで変なテンションの中、会場へ向かう。

 

何事を行うにも準備が肝心。

 

大した事していない僕がここでそう語っても説得力がないが、フリマに関しては特にそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

いつもより早目に会場へ到着。

 

搬入の開始!

 

 

 

 

 

 

通常駐車場から会場まで運ぶが、なかなかの距離がある。

 

この季節でも、搬入を終えると大体汗だくになっているケースがほとんど。

 

本当は前日搬入が1番いいのだが、仕事の関係もあり、当日搬入になる。

 

さあボチボチ駐車場か。

 

そう思っていた頃、裏口付近に車を止め、搬入している人達を発見!

 

横着な僕らは楽する方法を見つけると、少しズルかとわかっていてもその方法に乗っかる修正がある。

 

という訳でちょっとズルして搬入。

 

いい年したオッさん2人が何やってんだか。

 

男はいつになっても変わらないとはこの事だろうか。

 

そもそも「ズル」って表現がショボくて仕方ない。

 

 

 

 

 

 

搬入を終えると品物並べの開始!

 

そう。

 

フリマはこの時間が大きなポイントとなる。

 

まだ一般客が入場できない中、他の出展者が群がってくる。

 

ここで並べ切れていないと、不意打ちかのように続々と品漁りをされ、無駄な値引き交渉をされ、儲けが減る。

 

しかし、このタイミングで最小値引きで売らないと売れ残ることも多いため、始まってすぐは割と勝負時となる。

 

過去にこのスタート前の交渉をバッサリ断ったために割と売れ残った商品もある。

 

予想通り、僕らよりも早く準備に来た猛者達の襲来にあった。

 

少し値引きに応じてしまったが、僕の方は割と良い売り上げスタートが切れた。

 

僕は先行逃げ切り希望な性格なため、ここで少し安心した。

 

 

 

 

 

 

 

 

それからダラダラ販売を続け、夕方5時に終了。

 

毎回の事だが、フリマを終えると疲れだらけでボロボロになっている。

 

もちろんこの日もボロボロだった。

 

 

 

 

 

 

一日を振り返り再確認させられる事、気付いた事がある。

 

・お客さんに若い子がいなかった

基本的に購入してくれるお客さんは僕らより年上の人で学生のような若い子達はいなかった。

 

僕がフリマを始めた数年前はまだまだ若いお客さんはいたはずだが、今年に限っては1人もいなかったように思える。

 

おそらく、最近の若い子は(このフレーズが出るとは僕も本当にオジさんだ)リアルで物を買うのではなく、ネットで購入する子が多いと思う。

 

ヤフオクやメルカリなど、不要品を販売するネットツールが多い今の世の中、わざわざ足を運んで洋服や靴などを買ったりはしないのだろう。

 

現代の風潮がモロにこのフリマに出ているように感じた。

 

次回は購入者の性別や年齢層のデータも取ると面白いかもしれない。

 

コンビニの客層ボタンのようなものだろうか。

 

 

 

・女性客が多かった

僕も友人Tも、所持品が「ザ・男!」というような物でが少ないという点が大いにあると思うが、圧倒的に女性客が多かった。

 

これは毎回言えることかもしれないが、今回はその傾向がより顕著に出たかもしれない。

 

 

 

・値引き交渉が少なかった

これに関してはたまたまだとは思うが、値引き交渉が少なかったような気がする。

 

ネットで市場調査をして買いに来るような客はそもそもこなくなったからだろうか。

 

 

 

・身の周りの不要な家具が意外に売れる

これに関しても少し前から気付いていたが、家にある不要な家具をまあまあ良心的な金額で出品する。

 

他の出品者も基本服や靴が多い中、賑やかしのように家具等を置いていると客寄せにもなる。

 

大きい物が多くなるので持って帰るのは面倒だし、値付けに注意して販売する事が大事。

 

 

 

・以前に見かけた事のある人がお客さんとして歩いている

僕らも何度か出店しているため、同じお客さんを見かけるようになった。

 

上手にお得意さんにすればいいかもしれないが、不用意な値引きを避けるため見極めが必要かと思われる。

(そもそもこの発想がセコイ)

 

 

・ブランド物は強い

当然のことかもしれないが基本はブランド物は強いので、ノーブランドだと戦いにくい。

 

決められたスペースで商品選抜は重要となる。

 

僕のギャルソン やポールスミス、友人Tのニューバランスは強かった。

 

 

・粘り強く出品する

今回売れなかったから次は値段を下げよう。

 

次回は売れないだろうな。

 

いやいやそんな事はない。

 

いつ、どのタイミングで、何が売れるか全くわからない。

 

ノリと気分で購入する事が多いフリマでは、何が起こるか予測がつかない。

 

現に友人Tはよくわからないジャケットが5、6年越しで売れていた。

 

しかも序盤にサクッと。

 

これがあるからフリマは面白い。

 

 

 

 

 

 

 

と、まあ参加するたびに発見があり、自分が気に入っていた物を買ってもらえるという事はやっぱり面白かった。

 

と、雑な感想を述べさせていただく。

 

ネットでの購入や販売も楽でいいが、たまには遊び感覚でフリマのような販売方法も悪くないはず。

 

ただ、これも期間限定の、たまにやるからいいのはあるだろう。

 

家に不要な物があり、処分したい物がたくさんある方は是非参加していただけたらと思う。

 

ちなみに、経費を差し引いて1日の純利益は各々約25000円程だった。

 

1日遊んでこれだけ財布に入ればそりゃ楽しい。

 

終わった後の打ち上げでほとんどなくなるハメになるが・・・