コロナウイルスによる世の中の矛盾
35歳、夢なし、趣味なし、希望なし。
この時期にコロナネタを書くのはベタすぎるのでどうかと思っていた。
そのためあまり書かなかったが、
「数年後こんな事もあったな」
と思える事ができると感じ、ここ最近は書くようにしている。
と言うカッコイイ理由は表向きとして。
実際は世の中コロナの話題ばかり。
そりゃ世界的にこれだけ大きな問題になっているのだから当たり前といえば当たり前。
そのコロナが原因で僕も外出をかなり制限し、自粛している。
もちろんコンパなんて行かない。
もちろん外で飲んだりもしない。
ウチで飲んでばかり。
結局お酒ってところが僕の乏しいところではあるが。
まあお酒が法律で制限されたわけでもないし、ウチで飲めるのでそこまで問題ではない気もしてきた。
あれ。
この話少し前にも書いたような・・・。
本当に何もないのだろう。
この辺りで今日の本題に入ろうと思う。
コロナウイルスが流行しているため、自粛自粛の世の中。
それでも人間お腹は空くし、喉も乾く。
食べたいし飲みたい。
よってスーパーなどは営業しないといけない。
ただし、スーパーなどで働く人々をコロナから守らないといけない。
そのため、多くの企業がとっている対策は。
時短。
働く人々の、人と人との接触を防ぐために少しでも時間を減らし、少しでも確率を下げようと言う判断なのだろう。
しかしここで矛盾が生じる。
最近スーパーに行くといつも感じる事がある。
数ヶ月前に比べて圧倒的に人が多い。
先述したが、お腹は空くし、喉は乾くので消費量の絶対数は減るわけではない。
と言う事は営業時間内に買い物をする人口は変わらない。
むしろ外食する人間が減った分スーパーで買い物をする人口は増加しているのは間違いないだろう。
とこぞやの都知事が3密を守っていただきたいと連呼していたのは皆さんもご存知だと思う。
密集度が上がればそれだけ感染リスクは上がるという事。
例えば、
これが通常営業時の割合。
営業時間:12時間
総来客人数:1200人
1時間辺りの来店人数:100人
次に時短営業時の割合。
営業時間:8時間
総来客人数:1200人
1時間辺りの来店人数:150人
メチャクチャ密集度あがっとるやないかい!
僕自身、このことは今に思ったわけではなく、時短営業を各企業が実施し始めた頃から疑問で仕方なかった事。
営業時間短くしたら、なんとかその時間内に行こうと思う人だって多いと思う。
実際に最近スーパーに行くたびにやたら客が多いと強く感じる。
人を避けながら売り場を歩かないと買い物できない程の人がスーパーに密集しているのが現状だ。
昨今よく使用されている言葉を使わせていただくならば完全な「クラスター」というやつだろうか。
海外では人の入れる人数を制限したりしているのでそれならわかるが、時短というのは逆効果のように感じて仕方ないのは僕だけだろうか。
入店人数を制限されると、もちろん待ち時間が発生するため、時間の消費をしてしまう。
実行されても困るので、できるだけやめてほしいと思っている僕も若干矛盾している気もするが。
余談だが、先日(日曜日)近所のイオンに行った後、スシローに持ち帰りを取りに行った。
イオンではごった返していたのに、あのスシローがガラガラだった。
日曜のお昼時に待ちがない状態どころか店内片手で数えるぐらいのスシローは異様な光景だった。
日本人は真面目なので義務化しなくても外食を控えているのはわかるが、この時短に関しては謎な部分ではある。
矛盾をもう1点あげさせていただくとしたらマスク購入のために並ぶ人達。
コロナ対策のためにマスクが欲しい。
しかし市場にはほとんど出ない。
出たとしてもすぐに売り切れる。
であれば売り場に出た時点で買おうじゃないか。
その心理は非常にわかる。
そして開店前に店の前に並ぶ。
ん?
それって。
密集度が上がるやないか!
コロナ対策で防具を手に入れるために感染リスクをあげるというのも少し矛盾を感じてしまう。
ただこの場合は密閉されたとこではなく、外で並ぶケースが多いだろう。
そのため感染しにくいだろうから、先程のスーパー時短よりかはわからなくもないが。
それでも僕はしないだろう。
単純に並ぶの嫌いというのもあるのでこのネタについてはあまり強くは言えない。
まあ今並んで買おうとしても、この密集を防ぐために朝イチにマスクを陳列しないお店が続出しているのが事実。
とにかくこのコロナ、早く終息してくれないかなあ。
みんな思う事は同じだとは思う。