ファーストデーに映画と丸亀製麺のコンボ!(ネタバレあり)
34歳、夢なし、趣味なし、希望なし。
今の日本で毎月1日に行われるイベントが2つある。
2つ?
そりゃもっとあるが、僕が度々乗っかるイベント。
そう映画のファーストデーと丸亀製麺の釜揚げうどん半額デー。
丸亀製麺はほぼ毎月通う。
映画は土日だとここぞと言わんばかりに観に行く。
3月1日は日曜日だったため、このコンボを決める事ができた。
1週間程前に友人Sを誘う。
この日は他打ち合わせもあったため、二本立てにする事に。
1時過ぎ、ウチでの集合。
予定より少し遅れて友人Sがウチに。
それからダラダラ雑談。
友人Sのギターの弦を交換。
気が付けばまあまあ時間は経過していた。
2人共少し時間が押し気味かと思いながら出発。
15時40分ぐらいだっただろうか。
最初の映画が16時10分スタートのパラサイト。
出発してアホなオッさん2人は気付き始める。
約3時間前、余裕をもっての集合だったにも関わらず、映画館への到着時間がギリギリになろうとしている。
しかしどうだろう。
このギリギリのタイムスケジュール。
いつもの事なので2人共変に落ち着いていた。
上映時間と同時ぐらいに到着した。
入館し、劇場に着席すると、上映前の予告が流れていた。
間に合った。
不思議とギリギリだが毎回間に合う。
いや、間に合ってしまう。
このギリギリだが何とかなる成功体験がギリギリの行動へと繋がっているようにも思える。
さすがアカデミー賞を受賞した映画。
コロナコロナと騒がれているこの状況下でも席は埋め尽くされていた。
感想はーーーーーーーーーーーーーーー。
なかなか良かった。
細かい感想は割愛させていただくが、テーマがハッキリしており、これぞ韓国映画だったと思う。
しかし、そこまでのパンチは感じられなかったような気もする。
個人的には破壊力はジョーカーの方が強かったようにも思えた。
自分では何も生み出せないクセに感想はいつもの上から目線。
2本目は影裏。
インターバルが30分だったため、タバコ休憩を挟んで再度劇場へ。
先程のパラサイトとはうって変わってガラガラだった。
お客さんはザックリ見た感じだと10〜15人ぐらいだっただろうか。
コチラの映画の感想はーーーーーーーーーーーーーー。
地味。
この一言に尽きる。
日曜日の夜、翌日仕事だと言うのにとてつもなく地味な映画を観てしまった。
休日の終わりなんてスカッとする映画を観て終えるのがセオリーなはずのに・・・。
と、言いながらこの映画を観たいと言い出したのは僕。
と、言いながらもこの映画も個人的には好きな映画だったと思う。
そして綾野剛の演技が凄かった。
監督の大友さんもさすがという部分ではあると思うが、綾野剛すげえと思う映画だったと思う。
ネタバレになるが、主演の綾野剛は同性愛者という設定の話。
僕は同性愛者に少し抵抗を感じてしまっているので、鑑賞中は終始違和感を感じていた。
今思うと割と早い段階で「もしかして同性愛者なのでは?」と感じていた気がする。
どこでか。
綾野剛の目と空気感。
さすがは実力派俳優。
映画「怒り」でも同性愛者役を演じていた事もあるからだろうか。
目線の配り方とか間の取り方、距離感が、共演している松田龍平に好意を寄せている感情をスクリーンを通して感じさせてくれた。
僕なんて何回人生を送ってもできない能力だろう。
21時過ぎに終わり、少し遅目の夕食へ。
映画館から1番近い丸亀製麺はラストオーダーは21時30分。
2人で合計すると70歳にもなるオッさん2人が早足で割引うどんを食べに行く様はまあ無様だったろう。
そんな事も気にせず、キャンペーンに乗っかるために向かった。
21時15分ぐらいだったろうか。
僕らにとっては余裕のある到着だった。
腹を空かせたオッさん2人はもちろん半額の釜揚げうどんを注文。
釜揚げうどん(大)、かしわ天、鮭しそにぎり。
もちろんネギや天かす、白ごまは無料。
ついついこの単語に弱い。
「無料」。
これだけ食べて500円でお釣りがあるなんてありがたい。
2人共一心不乱にうどんをかきこみ、予定通りのプランを終える事ができた。
その後翌日の仕事から現実逃避するために帰宅後お酒を飲み、翌日地獄を感じた事は思い出したくもない。