映像で3密を見ると不思議な気持ちになる
35歳、夢なし、趣味なし、希望なし。
政府からの緊急事態宣言が発動したのが4月7日。
あれから約1ヶ月半。
考え方にもよるがたったの1ヶ月半。
不要普及の外出自粛要請、夜の居酒屋等が軒並み休業に入ったのはたったの1ヶ月半。
1年半ではない。
たった1ヶ月半ではあるが、普段の日常が嘘だったように思えてしまうのは僕だけだろうか。
GWもほとんど引きこもりっぱなし、お酒も自宅で1人で飲んだり、LINE通話等で友人と飲むことが多かった。
リアルに会ってお酒を飲む事がほとんどなかったこの1ヶ月半。
この短い期間の過ごし方、世間の雰囲気によって感覚がおかしくなってきている気がするのは僕だけだろうか。
散々自宅に引きこもって生活したおかげで、Amzonプライムにてまあボチボチ邦画作品を観賞した。
ある作品にて居酒屋でお酒を飲むシーンがあった。
幾度となく錯覚が起きる。
あれ?
これはいいのか?
居酒屋で酒飲んで大丈夫なのか?
ナチュラルに思ってしまう。
おそらく今の世の中の状況と比較してしまい、不自然感を感じてしまったのだろう。
「そんな事言ったら非現実的なSF映画とかは今の世の中と比較したら全部不自然じゃないか」
そういう意見も浮上するかもしれない。
しかしそれはまた違う。
例えばSF映画は元々そういうモノだと思ってみるから。
別世界の話ではリアルに感じられないだろう。
そもそもが違うからだ。
ただ、日常的なストーリー、シーンだと自分の日常とどこか被ってしまう。
よってどこか不自然に感じたのかと思う。
当ブログで散々自粛、引きこもりも悪くないと思っていたが、そういった外でお酒を飲むシーンを見ると一瞬だが思ってしまう。
もしかして友人と外で飲む事、不特定多数で集まる飲み会(コンパ)は、あれはあれでやっぱ楽しかったのかもしれない。
僕の敬愛する秀吉さんも言っている。
こう言い切る秀吉さんは本当にカッコイイと思うが(しかもおっしゃる通り)、当の僕は、
「でもお金を使わないエコな生活も悪くないな・・・」
今やそう思ってしまうブレブレなところが中途半端でダサいなとつくづく思う。
大した交友関係を持っている訳でもないが、人間的に更に小さくなっているのかもしれない。
結果、先日妹に、
「この引きこもり生活も悪くない」
と言った際、
「確かにそれも良いけど人間レベルが下がるじゃん」
と言われた事は当たっている気がする。
さすがは結婚して二児の母。
更には医療従事者。
ただ3年長く生きている自分ってなんなんだろう。
話はあっちこっちに飛んだが、結局自分のしょうもなさを再確認させられるとこに着地してしまったようだ。
まあ僕にとってはお決まりの着地点なので、特段不思議な感情ではない。